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医療法人せのがわ

薬物依存症
治療プロジェクト

薬物依存症治療プロジェクト

“薬物依存症”でお困りの方へ

「薬物依存症について相談をしたい、治療をしたい」 「周りに相談できる人なんていないし、相談しづらい」 「薬物依存症について教えてほしい」

まずは、ご相談ください。

“薬物依存症”ってどんな病気?

薬物依存症は依存症薬物の影響によって、自分の意志の力だけで薬物使用をコントロールすることができなくなっている状態なのです。

つまり、

“依存症=コントロールの障害” やめようと思ってもやめられない状態

意志だけではどうにもならない、精神医学的障害です。

薬物依存症になるきっかけは意外と私たちの身近に潜んでいます。もしかしたら、私たちも薬物依存症になる確立は十分にあるといえます。

「薬物がやめられないのは、意志が弱いからだ」

「薬物は根性でやめられる」

それは間違った認識です。

当院で行っている薬物依存症治療

当院では入院患者様はもちろん、外来患者様にも、薬物療法と認知行動療法(問題となっている物事の受け取り方、考え方、とらえ方などを変えていく心理療法の一つです。)の両側面から薬物依存症治療にアプローチします。

薬物療法といっても、薬物依存症に特別な薬があるわけではありません。

薬物療法が効果的であるといわれるのは、薬物渇望に伴う、焦燥感や不安感、イライラ、抑うつ症状の軽減を行うことが可能だからです。

薬物依存症で入院治療を行ったからといえ、薬物依存症の治療が完了するわけではありません。薬物依存症治療は時間がかかります。そこで認知行動療法を用いて薬物問題を整理し、生活の場で実践して頂くことにより再発予防に努めます。

また、薬物依存症は“家族を巻き込む病気”としても知られています。

当院ではご家族向けにも認知行動療法を実施しています。

ご家族も薬物依存症についての知識を持ち、本人と一緒に治療に取り組むことで、治療の効果は変わってきます。

薬物依存症治療プロジェクトスタッフ

当院では、精神科医、看護師、臨床心理士、心理士、薬剤師、作業療法士、精神保健福祉士の他職種によるアプローチを特徴としています。また、各病棟・デイケアに薬物依存症治療プロジェクトスタッフを配置しており、患者様が治療を受けられる各現場で専門的な相談が出来るようにしています。専門スタッフの研修履歴はこちらです。

専門スタッフの研修履歴について

外部講演実績について

専門スタッフによる薬物依存症の外部講演実績についてはこちらです。

活動内容/週間予定表

  午前 午後
木曜日 グループミーティング(認知行動療法) 時間10:00~11:30 運動療法(第1・3週) 時間:14:00~15:30 DARCメッセージ(第2・4週)
土曜日 薬物依存症勉強会(第2週) 時間:10:30~11:30 家族会(第2週) ※ご家族(支援者)の方が対象のプログラムです。
時間:14:00~15:30
※家族会についての詳しい情報はこちら 家族会・家族教室 NA広島グループ(毎週) 時間:14:00~15:30
場所:広島市船越公民館

グループミーティング

テキスト(SMARPP:薬物依存症に対する認知行動療法プログラム)を用いて、テーマに沿ったミーティングを行います。

テーマに沿った自分の体験を振り返り、薬物に関する問題を整理することで、自分が出来る範囲の再発予防の計画を立てます。また、出来上がったテキストは自分だけの薬物依存症に対する攻略本としても使用できます。

DARCメッセージ

広島ダルクの回復者にお越しいただき、NA(ナルコティクス・アノニマス)ミーティングと同じミーティングを行います。

外来患者様には、NAミーティング会場として同等に参加していただくことができ、入院患者様には、退院後もスムーズにNAミーティングを利用していただけるように努めています。

薬物勉強会

当院の精神科医、内科医、薬剤師、看護師、心理士、精神保健福祉士など各分野の専門職による講義を行っています。薬物依存症の治療において、自らの病気を正しく理解することはとても大切です。

講義例
精神科医 クロスアディクション
「選択」のメカニズムと「賢い選択」のための知恵
内科医 薬物依存症とB型肝炎・C型肝炎・エイズについて
薬剤師 お薬教室(薬物依存症と自分の処方薬について考える)
看護師 薬物依存症の理解と治療
心理士 ストレスについて考えてみよう
内観療法ってどうやるの?
精神保健福祉士 薬物依存症治療に携わる制度について

運動療法

グループでスポーツに取り組むことで、心身の健康の回復が促進されます。

クリーン(薬物を使わないで生きる)な状態で、楽しみの再発見をすることも目的としています。

また、スタッフも含め参加者全員で楽しむことにより、治療環境の円滑化も行います。

レクリエーション

季節に応じたレクリエーションを行っています。団体行動をとることで協調性や社会性の向上を図ります。

活動例 「音戸の瀬戸公園にて花見」
「グランドにてバーベキュー」
「三段峡にて紅葉狩り」
「広島護国神社にて初詣」等

NA(ナルコティクス・アノニマス)への参加(院外プログラム)

NAとは、薬物の問題から回復しようとする仲間の集まりです。

ミーティングを通してお互いに助け合い、クリーンでいるために定期的に仲間に会うことによって回復を支えるプログラムです。

家族会

家族や親しい方の薬物の問題で「どのように接したら良いかわからない」「薬物依存症について正しい知識をつけたい」「どこにも相談出来る場所がない」そんな思いを抱えておられる方はいらっしゃいませんか?当院ではテキスト(薬物依存症者をもつ家族を対象とした心理教育プログラム)や、外部講師の方を招き、薬物依存症の病気としての理解・正しい対応の仕方を考えていきます。また、同じ悩みを持つ家族同士の体験を聞いたり、互いに相談をしたりする場所として使っていただいています。

また、事前に薬物依存症について知りたいご家族の方は事前にお話をさせていただいています。

※事前オリエンテーションのみ予約が必要です。

※国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター 薬物依存研究部 診断治療開発研究室 近藤あゆみ室長 提供

院外オリエンテーション

薬物問題について取り扱うにあたり、専門的なことを職員向けに話をしてほしいなど、薬物依存症治療について深く知って頂くために活動も行っています。

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