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医療法人せのがわ

依存症
カウンセリング

依存症カウンセリング

依存症は自覚しにくい、認めにくい病気です。

「まさか自分が?」
「病気かも?オーバーな!」「いつでも止められる!」
「止められないのは意志が弱いから?」

日常生活を送っていく中で、ついついパチンコや競馬などのギャンブルにお金を使いすぎたり、仲の良い友達や仲間と連日お酒を飲み過ぎたり・・・。こういった行動は、誰にでもたまにある事だと思います。

しかし、こういった行動がたまにではなく常習化し、止めようと思っても止められない、しないと落ち着かない・虚脱感に襲われるなど、明らかにその行動が日常生活に支障をきたす状態になってきますと、自らの意志の力だけではコントロールすることができなくなる状態「依存症」の可能性があります。

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“依存症=コントロールの障害”
やめようと思ってもやめられない状態、
そして、自覚を拒んでしまいがちな病気です。

「依存症」と聞いた時、一般的な方は自分には無縁な病気ではと思われがちです。しかし、依存症になるきっかけは意外と私たちの身近に潜んでいます。もしかしたら、私たちも依存症になる確立は十分にあるといえます。

また、依存症を疑われた時、「私ならいつでも止められる」と軽い気持ちで捉えると共に、依存症は「自分の意思が弱いからだ・・・」と恥ずかく思い、依存症としての自覚を拒んでしまいがちです。

しかし、依存症は意思の強弱の問題ではなく、専門的な治療が必要な「病気」です。

治療のきっかけは、まずは「自覚」から。

「依存症」は一度発病するとなかなか止めることができない病気ですが、治らない病気ではなく、治りにくい病気です。そのためにも、まずは「依存症」であるかどうかの診断が重要になってきます。

「依存症」であるかどうかの診断をすることで、治療可能な病気であることを「自覚」する事ができ、治療に進むことが可能となります。

また、依存症は“家族を巻き込む病気”としても知られています。そういった事を踏まえ、当院ではご家族からのご相談を受け付けると共に、ご家族向けにもカウンセリングを行っています。ご家族も依存症についての知識を持ち、本人と一緒に治療に取り組むことを「自覚」をする事で、治療の効果は変わってきます。

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当院でご相談にのる主な依存症のご案内

ギャンブル依存症

ギャンブル依存症とは、ギャンブルで大勝ちをした「興奮」や「刺激」を忘れることができなくなり、その「興奮」や「刺激」を再び味わうためにギャンブルが常習化し、ギャンブルをしないと落ち着かない・虚脱感に襲われるなど、ギャンブルなしではまともに日常生活を送ることが困難になる病気です。

中でもパチンコ依存症は、他のギャンブル遊技施設と比べて、パチンコ遊技施設が日本のいたる所にあるため、気軽に遊戯できることにより潜在的な患者が極めて多いといわれています。

特徴としては、勝敗よりもギャンブルをする事に依存する「行為が目的」、行くのを止めよう・お金が無いので止めようと思っても行ってしまう「常習化」、ギャンブルをしないと落ち着かない・虚脱感に襲われる「離脱症状」、自らの経済状況に関係なくギャンブルをしてしまう「金銭感覚の麻痺」、家族や他者を巻き込み様々な影響を与える「人を巻き込む」などが上げられます。

まずは、依存症カウンセリングを受けることをお勧めします。

行為が目的 勝敗よりもギャンブルをする事に依存する
常習化 行くのを止めよう・お金が無いので止めようと思っても行ってしまう
離脱症状 ギャンブルをしないと落ち着かない・虚脱感に襲われる
金銭感覚の麻痺 自らの経済状況に関係なくギャンブルをしてしまう
人を巻き込む 家族や他者を巻き込み様々な影響を与える

ギャンブル依存症のカウンセリングの流れ

ギャンブル依存症のカウンセリングは、1クール9回を予定しております。

2回目以降も医師の診察と並行して行います。認知行動療法をベースにギャンブル依存の対処方法を学んでいきます。

カウンセリングの所要時間は、約30分~1時間で実施しています。

受付

まずは、お電話にてご予約下さい。

診察

ギャンブル依存症のカウンセリングを行う前に、医師による診察を行います。

依存症カウンセリング

心理士によるギャンブル依存症のカウンセリングを行います。

ギャンブル依存症回復プログラム

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ギャンブル依存症回復プログラム(PDFファイル)

ギャンブル依存症集団プログラム

当クリニックでは、ギャンブルの問題を抱えており、個別の依存症プログラムを受け終わった方、または個別の依存症プログラムを受けていない方を対象に、ギャンブルに頼らない生活を取り戻すことを目指したSAT-Gのプログラムを実施しております。

ギャンブル依存症集団プログラムの詳細についてはこちらです。

アルコール依存症

アルコール依存症とは、飲酒が常習化し、お酒を飲まないと汗を大量にかく・手が震える・眠れなくなりイライラし易くなるなど、お酒なしではまともに日常生活を送ることが困難になる病気です。

特徴としては、絶え間なく飲み続ける「連続飲酒」、飲まないと手が震えるなどの「離脱症状」、それまでと同じ量のアルコールでは酔わなくなる「耐性」が上がる、依存の悪影響を「否認」するなどが上げられます。

また、アルコール摂取の常習化は、精神的な問題だけではなく、健康被害や飲酒運転による罰則や事故もありますので危険です。

まずは、依存症カウンセリングを受けることをお勧めします。

連続飲酒 お酒が手放せなくなり、絶え間なく飲み続ける
離脱症状 汗を大量にかく・手が震える・眠れなくなりイライラし易くなるなど
「耐性」が上がる それまでと同じ量のアルコールでは酔わなくなる
依存の悪影響を「否認」 飲酒を続けているのに「もう止めた」と平気でうそをつく

アルコール関連問題プログラム

減酒プログラム(HAPPYプログラム)

多量飲酒により健康に不安を持たれている方、すでに多量飲酒により健康に害が出ている方に対する二次予防(依存症への進行予防)を目的としたプログラムで、数回の外来受診に分けて実施されます。

アルコール依存症治療プログラム(SMARPP・スマープ)

アルコールや薬物依存の方に向けた回復プログラムです。テキストを用いて依存症の知識と具体的な対処スキルについて学びます。

当院では、患者様のご希望を確認しながら目標を共に設定し、目標が達成できるよう上記プログラムに留まらず柔軟な対応を心がけています。

また、必要であればプログラム終了後もフォローアップ面接を行っています。

アルコール・薬物・ギャンブル依存症対策のエキスパート・医療法人せのがわ

医療法人せのがわでは、アルコール依存症・薬物依存症・ギャンブル依存症を専門にした研究機関とプロジェクトチームを保有しており、多職種連携による治療環境や多くのノウハウ・実績を保有しています。

よこがわ駅前クリニックでは、依存症のご相談にのり、患者様に合った治療を行っております。

また、ご本人だけでなく、ご家族のご相談にものっております。ご家族に依存症を理解して頂くための家族勉強会や、家族会についてもご希望によりご紹介させて頂いております。

家族会・家族教室
よこがわ駅前クリニック
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