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  • 「ひきこもりはなぜ「治る」のか?ー精神分析的アプローチーシリーズCURA』Vol.151

著者:斎藤 環
発行年月日:2012年10月1日
出版社:ちくま文庫

 

 

ひきこもりが、世の中から注目され
るようになったのは、2019年台からですが、

精神科医である著者によると、2018年台か
ら既に臨床の場面で見られることがあった
という事です。

ひきこもりを示す対象範囲はとても広く、
絞りきれないものの、その対応としては、
コミュニケーションがポイントであって、
特に生活を共にする家族の対話の仕方が
重要であるということが言われています。

この著書でも同様にそのことは、重要視
されると書かれていますが、特にこの著
書が奥深いのは、

コミュニケーションがなぜ重要なのか?
なぜ家族の接し方の変化が必要なのか?
について、ジャック・ラカンやコフート、
メラニークラインやビオンらのこれまでの
研究者(或いは臨床家)の理論を根拠と
して説明している点です。

そこでは、彼らが欲望を持つために意外
性のある態度を家族がとることや、適切
な自己愛を持つため家族がとるべき態度、
等について、分かりやすく書かれてあり
ます。

しかしながら、シンプルにひきこもり者
を前にして持つべき考えは、ひきこもり
や不登校に接する際に大事なことは、
社会参加させよう、学校に登校させよう
ということではなく、どうすれば元気に
なるのか?という事を目指す事だと書かれ
てある点については、腑に落ちる所です。

そのためには、まずやるべきことは、
多くの時間を費やす家の中で、いかに居
心地の良い状態を作っていくかをその周
りにいる家族や支援者は考えて行くこと
が重要で、そこで言葉(コミュニケ
ーション)をどう扱えばいいかについて、
勉強できる1冊です。

 

 

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