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『代替行動の臨床実践ガイド~「ついやってしまう」「やめられない」の<やり方>を変えるカウンセリング~』Vol.144
編者:横光健吾・入江智也・田中恒彦
出版社:(株)北大路書房
発行年月日:2022年6月20日
こんにちは!Side&bisです。
最近はコロナ禍の影響もあり、お酒やたばこ、スマホやゲーム
性、など、依存の問題を抱える人も増えているようです。
依存症の相談に医療機関などに行った場合、今、依存している
物質や行為をやめるために、多くは、代替行動というものを勧め
られる事になります。
ちょっと難しい説明ですが、行動療法でいう代替行動は「望ましく
ない行動の代わりに、それとは両立しない行動をすることで、望ま
しくない行動を消去する」ことで、これは筆者の説明では、新しい
行動を身に着けることで、望ましくない行動(依存しているもの)
を減らしていくということになります。
行動分析学では、代替え行動とは「減少させようとする行動に置き
換わるような行動」で、これは、同じ目的が期待できる、より受け
入れやすい行動という意味になるそうです。
冒頭から、こんな難しい、こんがらがる事が書かれてある本で、
全部よめるかな?と思ってしまう本ですが、
依存対象ごとに、細かく対応の方法が書かれてあり、臨床現場
で依存症の当事者や家族の相談を受けている方には、とても
参考になる本だと思います。
疾患の説明やそれに対するプログラムの解説本はたくさん出ている
と思いますが、相談を受ける時に陥りがちな事や、一般的な対応
以上の例が書かれてある本は意外に少ないと思います。
この本は、そういうかゆい所にも手が届く内容が書かれてあると
思いました。
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「分かっちゃいるけど止められない!」
お酒やギャンブルに依存しているのでは?と
思った事はありませんか?
また、ご家族の中で依存症では?と不安になられている
ことはありませんか?
医療法人せのがわ では、専門のスタッフが、ご本人や
ご家族のお話を伺い、個人にあった依存症の治療プログ
ラムを行っています。
アルコール・ギャンブル依存・ゲーム依存についてのご相談は
よこがわ駅前クリニックまで、お問い合わせ下さい。
https://senogawa.jp/yokogawa/
アルコール・薬物依存・ゲーム依存についてのご相談は、
瀬野川病院まで、お問い合わせ下さい。
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