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医療法人せのがわ

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GⅠ大阪杯は人気決着予想でしたがあの荒れようでは馬券はとれず・・・。。。

桜も満開でしたがとくに外出はせずに自宅でカープ観戦の週末。さすがに3連敗にはざんねんでしたが一喜一憂してたのしみました。仲間に自分のリカバリーストーリーを話していてのエピソード・・・。
発病して閉鎖病棟に入院時は「歯の中に盗聴器がしかけられている・テレビが自分のことを言っている」等の妄想があった。外泊でアニキの家にいて「ほら!、兄ちゃんテレビが僕のことを言っている」っと言うとアニキは「ほぉ~、どしたんや!おまえ!えらくなったんじゃのぉ~有名なんじゃのぉ~」と言ってきて。このときアニキは僕ちゃんをバカにして話しをしてるんじゃけど、なぜか?僕ちゃんの言葉を否定せずに肯定していて内容的には『テレビがおまえのことを言っている』を認めてくれている表現。その言葉に僕ちゃんは考えだして『そ~いえば、取材とかうけていないし~』とか考えてた。盗聴・盗撮妄想に関してはお風呂とかトイレでも誰かに見られている妄想もあったけど、さいわい僕ちゃんは男なので『まあ、見られたところで困らんかぁ~』と開き直って考えていた。つまり盗聴・盗撮妄想にしてもテレビが自分のことを言っているにしても、妄想がなくなるわけでもなくて『まあ、いっかぁ?』と思える・考えることで『生きづらさ』を解消していった自身の経験談。
自分のむかしの当事者発表のネタにしていた共同住居での生活での取り組みもさいしょは自分の4畳半の部屋を毎日掃除機がかけられる訓練をしはじめる。それを1年間継続できたら『よし、部屋の掃除はできるようになった』として部屋の掃除を継続しながらつぎはお風呂の掃除をまた1年間つづける。それができたら『よし、部屋とお風呂の掃除はできるようになった』というのをコツコツやってきてた。3年目は日曜日にはJRで外出してレンタルビデオを借りてくるとかが1年間の目標だったり。そうやって1年・1年のスパンで1つずつ『なにかができるように』をしてきた。
そして1人暮らしするためとか就職できるようになるには食事をつくるための料理のスキルとか仕事に必要なパソコンのスキルなんかも覚える努力をしていた。『働きたい』とか『1人暮らししたい』の目標にたどりつくにはなにからすればいいのか?という逆算と当時は表現していたけど、いわゆる『見通し』とか『計画性』の概念があったんだと今は思う。これは発病前にいくらかでも働いていて自分の会社で請けて仕事なので段取りとかなにからすればいいのか?という考えがあった経験が活きていると思う。仲間のピアサポートとかしていて、やはり働いた経験がない仲間には『働くこと』を想像するのがむずかしい~と受け止めている。でも、だからこそ仲間の『希望』をかなえられるようサポートしていくのがたのしいぃ~っと笑。。。

新年度のあたらしい~風を感じながら新入社員とか新入生とか見てニッコリ。。。