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  • 『家族のトリセツ』Vol.108

著者:黒川伊保子
発行年月日:2020年10月10日
出版社:NHK出版新書

こんにちは!Side&bisです。

脳科学者で沢山の著書を出しておられる
黒川伊保子先生が書かれたトリセツシリ
ーズ。
言うなれば、家族は夫婦、親子、兄弟な
ど、違う脳の集まり・・・上手くいく為
には、それぞれの脳が示す正解が違う事
をおおらかに認め合うことだそうです。
違いがある事に固執していても、答えは
出ないということで、違うものだと捉え
て、「分からないこと」をしたり、言った
りするものだと許容する事がコツなので
しょうか。

その脳の違いは、男女で全く違うのだそう
で、とっさの事態が起きた時の使い方の違
いによって、考え方、物事の進め方、世界
観がまるっきり違う様です。ここの部分
所謂、“とっさの使い方“が違うという事も
理解しておくと、家庭内での様々なイラッ
とくる事に対しても、「脳の仕組みが違う」
と理解すれば、そのイラッとした後に出て
くる言葉が違ってくるのだと思います。

また、子育てに関するところでも、色々な
エピソードを挙げられつつ、子供が失敗を
することに対しての親としてのスタンスも
書かれてありましたが、これは、子育て中
の親御さんに限らず、大人世代にも、失敗
の受け入れ方として読むことが出来ると思
います。

黒川先生の著書は脳科学について書かれて
あるのですが、どれも日常生活の親しみや
すい場面をあげて、説明されているので、
とても読みやすい内容です。
肩の力を抜いて気楽に本を読みたいとき、
手に取ってみて下さい。

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