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医療法人せのがわ

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  • 11月ギャンブル依存症家族教室を開催しました。

こんにちは。

連続投稿です。

最近どん兵衛の肉うどんにハマっている

パッション川田です🐗

寒い時のうどんは美味しいですよね。

皆さんは好きなうどんのトッピングはありますか?

お勧めがあれば教えてください。

今回はギャンブル依存症家族会について書きます。

月の第1週目土曜日の14時から16時は当院では
ギャンブル依存症家族教室を開催しています。

今回の参加は5組9人の参加で、最多人数となりました。

まず最初に自己紹介とウォーミングアップを兼ねて、ギャンブル依存症家族教室名物

「間違い探し♪」です。

サイゼリヤを資料をお借りしたコピーなんですが、小学生用と思えないくらい

難しいんです。お勧めです。ぜひお試しください。


そのあとは、専門の研修受けているスタッフの講義を1時間聴いてもらいます。
今日は「ギャンブル依存症ミニレクチャー」と「本人を治療に繋げるための上手なコミュニケーション」についてでした。(とてもわかりやすかったです。)


後半は休憩を挟んで「家族同士で意見を分かち合う会」を行いました。
家族の方々は「試行錯誤しながら、本当にこのサポートでよいのかと
葛藤と不安を抱えながら本人が治療に繋がるように、迷いながら、時には涙汲みながら
お話をしてくださいました。
治療に繋がった家族やリピーターの家族はコミュニケーションを工夫しながら本人と関わることや
行動を制限させすぎず、逃げ場を無くさないように、相談できる環境を作るような関りを持つように
実践していることなど、家族教室の効果が出ているような印象でした。
沢山の話を共有することができました。

終了後、家族の中に「すっきりした」という感想を言ってくださった方もおられ、スタッフ一同も
安心した一面でもありました。

 当院のギャンブル依存症家族教室ではまずご家族の心身の健康を一番に考えながら、
その中で本人のサポートについて一緒に考えていきます。
西洋のことわざで

「乾いた井戸で人に水を飲ますことはできない」

ということわざがありますが
家族の健康を維持することで本人への良い支援に繋がります。

依存症支援は長期的な関わりが必要であることが多く、支援者も家族も一所懸命に関わるので
すぐにエネルギーが切れてしまいがちです。
家族教室では家族の方々と一緒に協力していきながら、
家族のこころのエネルギーを充電できるように今後も開催していきたいと思います。

ご家族の方で困っている方がいらっしゃいましたら、当院へお気軽にご相談ください。