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医療法人せのがわ

せのがわブログ
  • 依存症ブログ
  • 当院のDARCメッセージ

こんにちわ。
パッション川田です🐗
段々と寒くなりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私の周りでは、今流行りの「鬼滅の刃」ブームです。
私の好きなキャラクターは・・・・・
皆さんの予想通り「伊之助です」🐗
皆さんはどのキャラクターが好きですか??

ちなみ「これは鬼滅の一丁です」今私がハマっています。

さて、今回は当院の患者様へ回復のへのメッセージ(アドバイス)
を運んでくれている「DARC~ダルク」の紹介です。
ダルクとは・・・
D:(ドラッグ)薬物
A:(アディクション)依存症
R:(リハビリ)生活訓練
C:(センター)施設
です。

広島ダルクは薬物・アルコール依存症の回復・リハビリ施設です。
広島ダルクは依存症回復のプログラムと依存症で乱れてしまった生活の立て直しをゆっくり焦らずに行う施設です。
共同生活しながら、回復プログラムや就労に向けて生活訓練をしています。

その施設のスタッフや回復に向けて取組んでいる当事者の方が当院の患者様へ
ミーティングの開催をしています。(第2、4金曜日14時~15時)
なんとダルクは北広島町から来てくれているんです!!感謝しかありません。

今回は私が参加したミーティングの感想を書きたいと思います。

今回はダルクの3名の方の話を聴講しました。

私の心に響いたのは
「薬物を使用したい気持ちは常にどこかにある。だけど孤独で寂しい気持ちもある。」
「自分はここの人とは違うと、否定してダルクを逃げだしたこともある。
結局、色々あがいてみて、上手くいかなくて人生に疲れた。最後に辿りついたのがダルクで今ここにいます」
と体験談を語ってもらい、いかに断薬することの難しさ、葛藤や寂しさなど
人生の苦しさに共感できる所や、今は回復に向けて取り組んでいる前向きなに努力をしている姿がとても輝いてみえました。

最後に「私達は共同生活をしているが友達ではない。まずは自分の過去を語り、相手の話を聴き、分かち合う仲間です。」と言われていました。
自分の弱みを見せることから回復は始まる。そんなミーティングでした。

皆さん依存症の対義後は何だと思いますか?・・・・
答えは「つながり」です。

依存症の治療は孤独感や1人の時間をなるべく作らずに、仲間や自分を支援してくれる人を沢山作ることです。
これは依存症だけではないかもしれません。

人は1人では生きれない、誰かに支えてもらいながら日々生活をしています。
そして依存症はだれにでも発症する可能性がある病気です。
「こころ」の健康に保つためには自分の「居場所や仲間」作りが大切です。

皆さんも興味がある方や参加されたい方がいましたら、お気軽にご相談ください。