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  • 『日本進化論 人口減少は史上稀なるチャンスだ!』

著者:落合陽一
発行年月日:2019年1月8日
出版社:SBクリエイティブ

こんにちは!Side&bisです。
皆様は「ポリテック」という言葉をご存知でしょうか?
「ポリテック」とは、「政治」(Ploitecs) ×「技術」(Technology)を掛け合わせた造語だそうです。

本書では、この「ポリテック」という考え方が、現在の日本の抱えている課題を乗り越える一つのカギになるのではないかと言っています。

また、IT?またAI?・・・と思われる方も多いかと思いますが。私も、実はこの本を読むまでは、最近ありがちな、AIにより人間の仕事の
多くは奪われる…等の、話なのかなーと思っていましたが、この造語は、もともと小泉進次郎氏が言われた言葉であるだけに、AI技術だけの進化を認める事だけではなく、
それに並行して、政治も進化していかなければいけない。政治が整備されなければ、テクノロジーを使う様々な経済、産業、医療、教育等の業界でも生かせる土壌がないのではないか?
という事です。
小泉氏曰く「日本はテクノロジーにオープンでなければいけないのに、その導入について議論する場もないのだ」との事です。
世界の会議、世界の多くの大学などでは、既に出席者や聴講者はパソコンを広げてそこにメモをするというのが、当たり前の光景になっている中で、日本ではまだそういう状況は取り入れられない。
むしろ、取り入れる前に、受け入れられない。
車の自動運転、選挙、キャッシュレス化、農地開拓 等々、政治でもテクノロジーを活用して、日本に起こっている問題に対処する方法を議論して行けば、必ず効率良く、素早く、人々が暮らしやすい環境を作れるのではないかと話されています。

現実問題、この「ポリテック」という考え方をしっかり取り入れれば、「働き方改革」なる政策にも役立つのだろうな・・・と思いました。

この本は、ニコニコ生放送での「平成最後の夏期講習」というタイトルの放送内容をまとめたものになっていますので、小泉進次郎氏との対談や、ヤフー株式会社のCSO安宅氏等、テクノロジーを各専門分野で生かしている方々が登場されます。実際に、まだ動画サイトでもその放送は見れる様ですので、気になる方は、そちらもご覧ください。

 

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