『スタンフォード式　疲れない体』

著者：山田知生
発行年月日：2018年5月28日
出版社：サンマーク出版

こんにちは！Side&bisです。

腹圧呼吸が無意識に出来ている選手は、例外なく強かった・・・という文章を読むと益々、
本書への関心が高まります。
腹圧呼吸（本書では、IAP呼吸と呼びます）は、息を口から大きく吸い、横隔膜を下げる事で、お腹が膨らみ、息を吐く事でお腹の筋肉を内側に収縮（ひっこめる）呼吸方法です。
普段私たちは、鼻から息を吸い肺を使って呼吸する事が多いと思いますが、これでは浅い呼吸しかできない様です。
腹圧呼吸をするメリットは、まず、腹筋を使うため、腹筋の内側と外側の筋肉が鍛えられます。そして、疲労が溜まる順序としては、活性酸素という物質が体に生じ、細胞を傷つける事で、傷ついた細胞から老廃物（疲労物質）が溜まり、機能低下が起こるというプロセスを辿るため、体全体に行き渡る腹圧呼吸を行う事で、疲労を早期に回復させる効果があるようです。また、この腹圧で行う呼吸は、スポーツ選手やビジネスシーンの緊張が高まって、ドキドキが止まらない時も横隔膜は自律神経と連動しており、気持ちをリラックスさせる手段としても使える様です
私も先日腰痛になり、整形外科でリハビリを受けた際に、インナーマッスルを鍛えるために、まずこの呼吸法を教えてもらいました。
この本のメインは呼吸法ですが、やはり疲れない体を作るためには、睡眠と栄養については、欠かせないため、しっかりと書かれてあり、この2点についても、日頃の生活を見直す事ができました。
ここ最近の、健康について何冊か読んだ中でも、要点が絞ってあり、とても分かりやすい内容でした。

 

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