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  • 『いのちの使いかた』

著者:日野原重明
出版社:小学館
発行年月日:2012年10月1日

こんにちは!Side&bisです。

2017年7月18日に逝去されるまでの、105歳の人生を全うされた、医師 日野原先生の著書。
Vision、Venture、Victoryの3つのⅤを胸に抱いてやってこられたそうです。その3つをつなぐものは、勇気と行動であると日野原先生は書かれています。

100歳を超えるまでに毎年一つずつ新しい事を始める。自分の中で眠っている才能を発揮するために、兎に角やってみる事。気づかなかった自分に気づく事は、いつまでも若さを保つ秘訣だとのこと。確かに、100歳からFacebookを始めたとも・・・そして、それが、世界中の知らない人と出会えるツールになったのだととても嬉しかったと書かれてあります。

そして、100歳を超えられた著者がいう「いのち」とは、与えられた時間ということ。なので、日野原先生には、余生、所謂“余った生”“余分の生”という言葉はないのだそうです(確かに、言われてみれば、そうですよね・・・)

「いのち」について書かれている章では、『夜と霧』の著者で有名なフランクルの言葉を幾つか引用されておられますが、「人生に何を期待できるかでなく、人生から自分が何を期待されているかを考える」あるいは、「自分が人のために出来る事は何か?」というペイフォワードの精神が自分の命と向き合い、自分の人生を全うする上で、大切な事だと言います。
}自分のいのちを大切にする人程、人のいのちも大切に出来る。人のいのちと真剣に向き合うからこそ、自分の生き方や自分に触れる周りの人たちとの関係を大切にする。シンプルで、とても崇高で大きなテーマを与えられた気がします。
また、日野原先生は、100歳になられても、多くの本を読まれていて、その作品に触れ、自分の考え方や、生き方を磨かれていたのだな・・・と改めて、本の大切さを感じました。
仮に、100歳まで生きるとして、100歳引く自分の年齢を考えても、結構まだまだ与えられた時間があるようです。それを思えば、決して今の年齢で老けたこと言っていてはいけないなあ~と説得力を感じざるを得ない一冊です。

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