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医療法人せのがわ

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 自助グループの仲間と忘年会をする先週末でした。ピアの仲間なので支援者も当事者も同じ立場でお酒を飲んで笑って話をして。
自助グループのグループピアカウンセリングでは「あなたの思う『ふつう』とはなんですか?」「0or
100思考ですか?」
のテーマをあげてみました。『ふつう』という言葉を当事者さんはよく言われますよね。「ふつうにしろ!」「なんでふつうにできんのや?」とか。
こういう時に自分は「教えてくれぇ~やぁ、『ふつう』とはいつ?どこで?誰が決めるんや?それがいつから『ふつう』ということになるんや?」と。
グループピアカンの中でも世の中の大多数の意見・~することが『ふつう』でそうではないことを『ふつうではない』と言われるのでは?など。
自分は「たとえばまったく同じ顔で同じ性格のコピー人間みたいなのが100人居たらそれは『ふつう』なの?いいことなの?」
「100人居れば100通りの顔と性格があってそれが『ふつう』だと自分は思う!」と話しました。
自分も精神疾患になり支援を受けながらリハビリしてきましたし仕事もし始めました。

でも、支援者の方や職場の方も「自分は『ふつう』じゃん」と思われている人の方がよほど『ふつうじゃない』と思うし
自分の家族なんかもめっちゃ『ふつうじゃない』ジャンルですし。自分のことを『ふつう』と思っている人ほど『ふつうじゃない』と感じるこの頃です。
そもそも人はそれぞれ個性がありますし価値観なども他人と違っていて当たり前なのが『ふつう』だと自分は思います。
それを自分がこう思うのだから相手にも他人にも同じように思え・そうしろ!ということが『ふつうじゃない』。
あとは『0or100思考』ですが。自分にもそういうところがあるし悪い思考ではないけど0と100の間には無数の無限の数字・可能性があるってことですね。
当事者がよくいわれる言葉に「~できないでしょう」「無理でしょう」だったり当事者さんも「これはどうすればいいんですか?してはいけないんですか?」と
2択だったり。支援者の方もご家族にも当事者さんらは100のことを完璧にはできないかもですが10~20できればよしという考え方とか当事者さんらにも
「~してもいいけどこの辺りに気をつけてね」という白黒・イエスorノー・○×などの2択ではなく多くのグレーゾーンがあっていろんな可能性があることを
支援者・ご家族・当事者本人さんにもわかってほしいし伝えていきたいです。
自分も綺麗ごとばかりを言ってなかなか思うように実際の場面では上手くできませんが諦めてしまってはなにもできません。
本当に困っている・問題をかかえている方にこそ諦めずに同じことを何度も繰り返して伝えて・話して・支援していくことが大切だと思います。。。

 日頃はスクーターを愛用していますが愛車のオイル交換をして元気もりもり。。。