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  • 『TRAVELIFE クリエイティブに生きるために 旅から学んだ35の大切な事』

著者:本田直之
発行年月日:2015年8月27日
出版社:マガジンハウス

こんにちは!Side&bisです。
ずいぶん前に読んだ本を、読み返してみました。

年末年始、旅行に出かける方も多いのではないか?と思います。
残念ながら、私は行けそうにないので、せめて気分だけでも旅に出たく、この本を読むことにしました。
著者のテーマは、「旅」・・・そうなんです。旅行ではなく「旅」・・・旅行のように計画的に、
旅行会社を介してテキパキと観光やショッピングを行う工程ではなく、自分で計画し、自分の足で行きたい場所を
のらりくらりと訪問する。そこには、ちょっぴり危険もあったり、トラブルも起きることもありますが、
著者は旅=人生と言い、冒頭には、古代キリスト教の神学者アウグスティヌスの言葉、「世界は一冊の本のようであり、
旅をしない者は本の最初のページだけを読んで閉じてしまうようなものである。」を引用しています。

本書には、タイトル通り、35の学びが書かれてあります。

食事はどんな所で食べるのがいいか、そこの土地を知るためには、どんな行動をとればいいか?等の旅の楽しみ方や醍醐味。
旅を自分の人生に生かすうえで、どんな思考を持てばいいのかそして、旅をしたことで、著者自身がどんな風に変わって
いったのか・・・等

実際に、著者は、過去に書いた本に計画をしっかり立てるという、計画推進派な著書も出しておられますが、
最近では、ある程度の計画は必要だが、計画通りにいかない事の方が多い世の中で、それに固執しないようにする事も大事だ
という考えに変わってきているようです。むしろ計画通りに遂行するよりも、計画通りにいかなかった時のリカバリー力が大切
なのだと言います。
また、クリエイティブに生きるためには、不便や制約の中で工夫する事が、何かを生み出す最良のトレーニングであり、
それを学べるのが「旅」であり、限られた物や時間の中で、いかに楽しむ時間を過ごすのかが、クリエイティビティの源になる
と書かれてあります。

著者は世界中を旅している方ですが、スケールは違えど、この35の学びのいくつかは、国内や、普段歩かない、自分の住む町の
散策だけでも、十分叶えられるものではないかと思った1冊でした。

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