『これからの世界をつくる仲間たちへ』

著者：落合陽一
出版社：小学館
発売年月日：2016年4月2日

こんにちは、Side&bisです！
皆さんは、「仕組みが分からない物を普段使っ
ている・・・」
という事を気にされたことがありますか？この本
を読んで、私は「そういえば、毎日のように乗っ
ている車・・・エンジンが何処にあるとか、タイ
ヤが４つあるとか、運転するための操作方法とか
は、分かっているけど、実際エンジンの中身の事
は良く分からずに私は運転している・・・」と改
めて気づかされました。（お恥ずかしい・・・）

この本の中で、著者は、良く分からないけど、
従ってしまって
いる世の中の“システム”や“仕組み”を“魔法”と呼び
、コンピューターと人間とのこれからの関係を述
べています。
人間がコンピューターを使うという時代は終わろ
うとしている世の中では、人間は、仕組みを知り
仕組みを作れる力を持つようにならないと、ただ
の出来のいいロボットになってしまう。と書いて
います。そういう人間にならないためには、人間
の最も優れた能力、言語化する能力を伸ばし、コ
ミュニケーションスキルを向上させることが、
物事の仕組みを理解する上でも、仕組みを説明す
る上でも重要だと著者は言います。特に、日本人
は表面的な所にこだわって、内容を曖昧にするこ
とがありますが（英会話については、特に目立つ
そうです・・・）、大事なのは内容で本当に伝え
たい大事な事を伝える言語伝達能力を持つ努力を
する事は、コンピューター化される将来において
も、とても重要な事だと述べています。

既に汎用されているツイッターやFacebook
などのSNSは、インターネット社会の情報ツール
ですが、無名の人でも良くも悪くもワンクリック
で世界的な有名人になれるため、余程自分の、信
念と自分の幸福感を確立していないと、人の発信
する情報の幸福に目を奪われ、嫉妬や不満ばかり
が大きくなり、自分を見失う事にもなり兼ねない
とのこと・・・この本は、コンピューター社会の
中で、コンピューターに使われない様に生きてい
くための知恵をもらえる1冊だと思います。

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