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  • 『僕らが毎日やっている最強の読み方』

著者:池上彰×佐藤優(対談)
出版社:東洋経済新報社
発行年月日:2016年12月16日

こんにちは、Side&bisです!
この本は、テレビでも良く知られている、
池上彰氏と佐藤優氏の対談形式になって、
とても読みやすくなっています。

佐藤優氏は、池上氏から「知の巨人」と称される、
大変奥深い知識と幅広い教養を持たれた方で、
多くの著書を出しておられます。(毎月90近い締め
切りを抱えているとの事・・・ちなみに池上氏は18
の締め切りだそうです)佐藤氏は、お写真で見ると、
ちょっと怖い感じもするのですが、佐藤氏の本からは、
教養から裏打ちされる厳しさや熱意だけでなく、優しさ
やユニークさも伝わって来ます。
本著は、このようなお二人が、知識を培うために、
日々どのように情報に触れ、どんな情報収集をしている
のかについて、お二人の対談から知る事ができます。

特に最近は読む人も減っているという、新聞については、
お二人とも、全国紙から地方紙、英字新聞に至るまで、
毎日10紙は目を通しているそうです。それだけでも凄い
のですが、佐藤氏は毎月平均300冊以上の本を読んでおら
れるそうです。
勿論、電子版もうまく活用するようですが、この対談では、
どのような読み方をしているのか、そして自分の気になる
情報について、どういう切り取り方をしているのか、新聞
のバイアスの決め手となる部分はどこか?など、本当に
事細かにお二人の実践方法が語られています。

この本では、6~7割に新聞の情報の大切さが語られていると
思いますが、新聞以外の情報、ウェブサイト、学習書(教科書)
、電子書籍、海外メディア、SNS、雑誌、テレビ番組に至るまで、
二人のチェックしている情報は本当に多彩です。また、
なぜ、その情報を読んでいるのか、なぜその情報が正しいと
判断するのか・・・についての理由も書かれています。
なかなかお二人の様には、短期間で沢山の新聞や本を読む事は
出来ないと思いますが、大事なことは、読むことが目的ではなく、
手段という事ですから、しっかりと自分の知りたい事について、
偏らないように、そして上質な情報を入れて、自分の理解と判断
をして行く事を目指して行くための、良い意味でのHOW TOが
書かれてあります。この本を読んだ後で、少しでも実践すること
が出来れば、知識が広がる事、間違いなし!です。

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つい、気分転換のつもりで始めたパチンコ
が止めれなくなってしまった。。。
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