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医療法人せのがわ

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GⅠエリザベス女王杯は軸馬パールコードが4着で
アカンし2着馬は予想外。。。

 11月も半ばになり気温も寒くなりました。
灯油ファンヒーターを購入したり灯油ストーブを出したりで活躍中です。
冬場の暖房費を考えると灯油が一番安くて経済的だと感じます。
もう立冬を過ぎたので季節は冬ですね。

先週はインフルエンザの予防接種の注射を受けたことからか?
体調を崩して仕事を1日お休みしました。
突然の体調不良がどうしてもあるのが精神疾患の当事者なので仕方ありません。
体調管理は働く当事者には難しい課題ですが、
無理せずに仕事を休めたのでよしとしておきましょう。

さて、先週も12月の精リハ学会の原稿を仲間と作成していました。
まとめの考察として、職場や職種の肩書を外して1人の『人』として
支援者も当事者もお互いに対等な関係で何かに取り組むことで、
当事者本人が『壁は自分の中にあったんだ!』と気づき
次への扉が開かれる~と感じました。
自分も今でこそ働きながらのピア活動ですが、
以前は生活保護でしたし当事者として手厚い支援を受けていました。
自分も当事者は支援される側、支援者は支援する側と思い込んでいましたし、
ピアサポートも障害者同士の関わりと思っていました。

しかし、今では仲間のネットワークの中にはドクターや
大学の講師もいて誰もが同じ『人』として関わってくれます。
ピアサポートの『ピア』という言葉も対等という意味なのが
やっと実感できるようになりました。
例えば当事者さんの疑似恋愛とかも。
精神疾患の当事者さんらは職員さんに対して恋愛感情を抱く方も多いですね。
しかしほとんどのケースで『あなたは当事者さん(患者さん)だから無理』
と断られるパターンでしょうか。
当事者さんらは考え方が0or100思考なので『無理です』
と断られると100%可能性がないんだ!とネガティヴになります。
こういう時、相手が当事者(患者)だから無理なのではなく
『あなたがお医者さんになったら・あなたが年収1000万円になったらいいよ』
など本人さんの可能性や主体性が伸ばせられるような声かけが素敵に感じます。

実際にお医者さんになったり年収が1000万円になったりはしないかもですが、
何か希望をもって取り組んで努力し始めるとその職員さんに対する恋愛感情も
他のものに切り替わるでしょうから。

『無理です』と諦めさせるよりは『努力すれば可能性はある』
と夢や希望を感じてもらって本人さんが
ポジティヴになれるような支援がいいなと思います。
病院内や施設の中ではどうしても関係性が
当事者と支援者という枠組みが外れませんが、
病院や施設の外に出て自分の肩書を外した対等な関係になると
それは1人の『人』としてお互いを認められるようになります。
そういうのが自分たちのしているピアサポートのストレングスなのでしょう。。。

 いざという時のカップラーメン、自分はやっぱシーフードヌードルが好きかな。。。

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