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医療法人せのがわ

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F1『日本GP』の週末でした。レッド・ブルのセバスチャン・ベッテルがポール・トゥ・ウィンで勝利した今年でした。ちょっと盛り上がりに欠けたかな?

先週、院内の研修医の学習会で当事者発表をして来ました。『社会復帰』と言うテーマで自分の体験談を語って来ました。自分の発病の過程やリハビリに向けた『気が付き』などを話してきました。精神病を発病することで社会性を失ってしまいます。何事にも無気力・無関心になり無表情になってしまいます。自分にも発病後、空白の4年間がありました。無表情で無気力な時期がありました。でも、他の人よりは社会性を失って居なくて、身の回りの生活用品だけは少しずつ購入していました。自分にとっては空白の4年間の中でも生活用品を買い集めたり、掃除や洗濯などは出来るように努力はしていました。掃除が出来ることに1年間、洗濯が出来るようになることに1年間ってスパンでリハビリをしていました。やがて趣味である映画鑑賞をするためにレンタルビデオ店に出かける習慣が出来たり、気晴らしにパチンコなどのギャンブルも始めました。研修医のみなさんに治療としてギャンブルを患者さんに勧めるってことはないと思いますが、自分のリハビリの過程の中ではギャンブルで生活面を活性化させた記憶があります。同時にお酒もストレスを発散させるアイテムでもあります。依存症の人には毒なのでしょうが、自分にとっては薬のような効果がありました。リハビリに向けた一歩を歩み始めたのは身内の親族からの過度な励ましが無くなってからでした。親族の過度な励ましは逆に患者にはストレスになって心をガードしてしまいます。身内の励ましがなくなって諦めてくれた頃から自分の生活にストレスを感じなくなって廻りのスタッフにも心を開いていきました。やがて自分の想いを話しているうちに自分の間違いに気が付いていきます。自分の間違いに気が付いてからがリハビリのスタートです。患者本人が『やる気』を出すことですね。廻りから幾ら励まされても患者さん本人の『やる気』がないと病気は克服出来ません。だからこそ正しい知識を持って患者さんに接しないと逆に回復の妨げになります。少なくとも自分の場合は家族や親族が正しい知識を持っていなかったので、自分の回復の妨げになっていました。今では家庭にもパソコンがありますし・u?正しい知識を得ることは難しくありません。患者さんを回復させるには医療スタッフがチームとなって連携しなくてはいけません。それを指揮するのが主治医ですから、研修医のみなさんには正しい知識で的確な指示を出してもらいたいですね。患者の声でした。。。

馬も秋のG1シーズンになりました。初戦の『スプリンターズステークス』は見事に軸馬が外れました。先ずはマイナス収支からスタートです。3連単にこだわらず、3連複やワイドで馬券を買いながらプラス収支を目指します。。。