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医療法人せのがわ

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セ・パのクライマックスシリーズが真っ盛りの今週です。メジャーリーグのプレーオフも面白いですし、今は自分もソフトボールをしながら野球が楽しいです。競馬のG1『秋華賞』の1098万馬券は取れませんから。

 ちょっとナーバスになっていた一週間でした。最近の自分を振り返って生活はかなり向上していると感じました。まあ、以前が酷すぎただけで、まだまだ一般のレベルからは程遠いですが。少しずつ料理を覚えて食生活は変わりましたし、生活感も身に付いてきました。計画的な行動がとれる様になったってことですか。本当に少しずつしか自分を変えられないので、まだまだこれからです。しかし、病院の共同住居に住んでいた頃からは想像も出来ないくらいに自分が変わりました。共同住居も病状的に一般の地域での生活が難しい人には本当に必要な施設です。自分もそこに10年暮らしていたのでよく分かります。精神病が発病することによって一般常識で考えられることは完全にスポイルされてしまいます。モラルがなくなり自分勝手になる。悪いことは全て他人のせいにして自分勝手な行動になってしまいます。だからこそ、一般地域では生活出来ません。患者さん同士が集まって共に助け合いながら生活する場が共同住居です。良い意味では、お互いがカバーし合って助け合いながら生活が出来ます。しかし、悪い意味では他人に頼ってしか生活が出来なくなることもある。自分も少なくとも10年間は他人に頼って生活していた。食事も生活ゴミなども他人がしてくれる。そんな何かに疑問を感じないと1人暮らしは出来ません。地域で生活すると自由はありますが、責任も大きくなりますし自分で何かをすることの負担が増えます。その境界線が施設と1人暮らしなんでしょう。自分も含めて何人かのメンバーさんが共同住居を卒業して行きましたが、なかなか前途多難です。簡単には社会復帰は出来ませんから。自分の経験値から言うと、責任感が回復してくると施設での生活は不満になってきます。当番や役割をしないメンバーさんにキレるくらいなら、1人暮らしの方が良いと感じるようになります。まあ、そう感じるようになるまでが時間がかかるのですけどね。キレても短絡的な行動に出るのではなくて、時間をかけてよく考える。その冷静さがなかなか身に付かない精神病の患者さんなんですよぉ~~~。。。

 良くも悪くも最近の自分は感情を殺し過ぎています。ピアカンやサポーターとして成長していく自分を感じる時、以前はメンバーさんの中で一番感情が熱かったのに・・・と思うと驚きと不安も感じます。キレることが無くなった分、無関心を装う自分に腹立たしくも感じます。もっと熱いハートを持っている自分にウソをついているみたいで自己嫌悪です。たまには心を開放してやろうと思っています。Nervous But Glamorous・・・