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スーパービッグアップルの・・・(アラン・プロスト)
競馬も上半期のG1シリーズが終わって『夏草や兵どもが夢の跡』のような気持ちです。ターフには多くの夢が取り残されています。
先週は、UEFA EURO2008を熱く観戦する一週間でした。深夜のウィンブルドンと早朝のサッカーで寝不足の一週間でした。ウィンブルドンは期待の日本人の錦織圭が1回戦敗退とか、女子では世界ランク2位のマリア・シャラポワが2回戦敗退とか、観ていて残念でした。あとは、杉山愛に期待します。ウィンブルドンは引き続き観るとして、サッカーですよ。
UEFA EUROってことは、ヨーロッパ選手権です。国別対抗のヨーロッパ大会。グループリーグから勝ち上がった8チームで決勝トーナメントです。たまたまテレビ放送で観ていたスペインが強かったです。決勝トーナメントの3試合全て観ましたが、スペクタクルな試合をします。FWはフェルナンド・トーレス1人なんですが、イニエスタ他トップ下と基本的にツートップです。縦パス1本からツートップ2人のコンビネーションで相手の3バックを簡単に抜いてしまいます。セットプレーからの得点ではなくて、試合の流れの中でカウンターっぽい攻めが得意のようでした。スペインは以前からUEFA EUROの中でも強い『無敵艦隊』と呼ばれていましたが、実力が出せずにグループリーグ突破出来なかったり、ベスト8止まりだったりしていて、優勝は44年ぶり2度目です。同じUEFAでもチャンピオンズリーグとはまた違ったスター選手が出ていました。海外サッカー好きな自分は、けっこう有名選手は知っていましたが、なかなか名前を観ないスター選手が多くて逆に面白く感じるEURO選手権でした。しかし、アジアのサッカーから比べるとフィジカルが強いですね。パスも速いし動きがダイナミックです。1つパスを出すと直ぐに動いて次のスペースでパスを受け取れるように動いている。またそれがお互いに分かるから、とんでもないところにパスを出しているようで、それに追いついて次のプレーに流れるんです。あとは、シュートの精度ですか。ゴールマウスのコーナーを狙う正確なシュートには驚かされます。それくらいでないと相手のゴールは破れないことを知っているようです。優勝したスペインのGKカシージャスは本当に凄いゴールキーパーでした。決勝トーナメントでは3試合とも完封で押さえました。良い試合を観たので興奮していました。
最近のテレビCMで流れるジッタリンジンの『夏祭り』を聴くと懐かしいです。20年位前のパチンコにも、この『夏祭り』の曲が流れる台がありました。当時の台はメロディーだけでしたが、今の台は曲がしっかり流れるので楽しそうです。君が居た夏は遠い夢の中~♪って歌詞は、ちょうど松尾芭蕉の『夏草や兵どもが夢の跡』の句に似ていて哀愁を感じます。。。