スーパービッグアップルの・・・（アラン・プロスト）

高校野球真っ盛りの近頃です。病院の施設でデジタル放送を観る機会があるんですが、スゴク綺麗なので驚いている夏です。ちょっと欲しいかな？

小さな頃から広島に育って何の不思議も抱かなかったのですが、広島のお盆ってあの灯篭（とうろう）って変わっているみたいです。今年も墓掃除をしてきて何も変わらないお盆を過ごそうと思っていましたが、何気に話す盆灯篭に違和感バリバリなこの頃です。広島の中でも安芸門徒のごく限られた地域であの灯篭って活躍しているみたいです。小さな頃からお盆にはお墓に灯篭を立てて廻る習慣が身に付いていたので何の違和感もなく毎年やってきました。なんか周りの同世代の友達はそういう習慣がなくて戸惑いを感じていました。しかし、歳を食ってくるとそういう習慣が大事になってきます。ものを知らないと恥ずかしいですから。
初盆は白い灯篭を立てるようです。墓所は灯篭で色とりどりなんですが、初盆のお墓だけは白い灯篭を立てるのが慣わしです。自分も親の墓に白い灯篭を立てたときには感慨深かったです。親の墓を立てることに成ろうとは思ってもいなかったので。でも、順番で言えば当たり前ですか。子供の墓を立てるよりはマシかな？。
自分の親ですからちゃんと墓参りはします。親の墓には自分が参らなくて誰が参るのか？と自分を奮い立たせて毎年ちゃんと墓掃除とお盆の墓参りを欠かしたことがありません。ただ、墓掃除はなかなか骨が折れるので時々つまづくこともありますが。
お盆って墓参りだけで済めばまだ良いのですが、変な親戚関係とお付き合いがあって嫌な季節です。我々のようなハグレ者には辛い季節です。普通に過ごそうと思っていてもなかなか上手く行かないのがこの季節。居場所がない家族の団欒には我々は不必要です。借りてきたネコのような我々には辛い連休です。
しかし、悪い面ばかりでもなくて。日頃感じない部分を学習する場面でもあります。夏の夜の涼しさや、花火の綺麗さ、子供のざわめき、虫の声など。日頃感じ取れない部分を学べる貴重な時間ではあります。満天の星を眺めるのも次第に機会が少なくなってきましたし。夏の夜の想い出は心に残るものです。

夏の夜空の花火のようにパァ～っと咲かせたいものです。ただ、自分の好みは線香花
火ですが。じわじわがちょうど度良い。。。