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医療法人せのがわ

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チャンピオンズカップはあの馬券は取れないまさかのMデムーロでした。。。

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 仲間と忘年会をしてきました。

デイケア時代もそうでしたが、こういう集まりではほとんどの方は料理が苦手で今回も

自分は鍋奉行をしていました。火の通りにくそうなものから鍋に放り込んで肉もサッと

火が通ればすくい取って配り、具が無くなってから〆のうどんを入れて鍋奉行そのも

のでした。自分で料理をすると「今この火加減で!」という気持ちになりますし、まあ、

ちとこだわりが強いのが自分の障害特性なんでしょうね。それでも笑いの仕込みにト

ナカイグッズのコスプレを準備して行くなど、さりげない場の盛り上げもしながら和気

あいあいと時間が過ぎました。いろいろとピアサポートしていて仲間の表情とかも感じ

るものがある時に、やはり笑い(笑顔)が少ないので、自分が関わる時にはいつも笑

いをプレゼンしています。他人と関わると仲間ってこんなに楽しいんだ!と思える経験

を重ねてもらっています。自分も発病当初は喜怒哀楽がなく笑えない存在でした。

でも、障害者スポーツをするようになって指導してくれる職員さんとかとフランクに話

ができるようになり次第にボケとか笑いの感覚を取り戻しました。なんていうか、スポ

ーツも指導するとか・されるのではなく、一緒に汗をかくことで一体感が生まれる感じ

でしょうか。自分たちが企画するイベントも支援者が指示を出して当事者が従うわけ

でもなく、それぞれが同じ立場で考え支持を出し同じように動くことで喜びもつらさも共

有しています。同じ立場で考えて指示を出すには当事者さんも責任のある立場で行

動しなくてはいけません。でも、1人で背負うのではなくみんなでシェアして責任を背

負うので1人で抱え込む必要もありません。無理な時には責任も放り出して逃げるこ

ともできます。そんな時に誰かがカバーしてくれるのがピアサポートだと思います。

一見、無責任なようですが、できることをできる人がするのがピアサポートなので、で

きないことをしなくていいという考え方です。無責任とかドタキャンとかは仕事とか社会

ではNGかもしれませんが、ピアの仲間の中では通常のルールなので誰かが何かを

放り投げると他の誰かがカバーしてくれます。一般の社会では無理なルールでもピア

の仲間ではOK!なピアサポートなので、障害者の方ものびのびとできる場が必要な

のでしょう。世の中から障害者が居なくなることを目指すより世の中に障害者が居て

もいい場を作ることの方が現実的ですし、より思想的な考え方だと自分では思います。

この薬を飲めばどんな病気でも治る特効薬を作るより、どんな難しい障害者のことも

許せるようになるようになる場や社会を作ることの方が建設的かなと思います。

やっぱ、他人の行動を変えるのではなく自分の考えを変えるんぢゃね。。。

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 カープはアカンかったけどサンフレッチェは見事にリーグ制覇して日本一に。。。

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