- ピアブログ
ピアサポーターの・・・(sai)
GⅠ安田記念は1番人気のモーリスが勝つも3着馬を取れずに馬券はハズレ。。。
精神障害者ソフトバレーボール中・四国ブロック大会の応援に行って来ました。
今年は山口県チームが初優勝して国体への切符を掴みました。
自分も以前はこの大会に出場していて自分にとっても年間スケジュールでアルティメ
ットな週末でした。まさに自分のリカバリーの聖地でもあります。
県内の大会では常勝を続けていた自分たちも、いざ県外に行って試合をすると自分
たちの小ささを思い知らされました。自分がミスをしてチームが負けることで、さらに自
分たちを高みへ目指すためにといろんなハードルを越えようとしました。そもそも自分
たちの病院にはチームというか年間を通じて練習するものがありませんでした。
「年間のチーム練習をさせてください!」と願い出ると「先ずは実績の数字を出しなさ
い!」と言われて『毎週、何人の方が練習に集まるのか?』実際に数字を出していき
ました。
「毎週○○曜日の午後はバレーボールの練習だから来てね!」と仲間同士で声を掛
け合って自分も3年間はひたすら実績の数字を重ねていきました。
3年経って数字もそこそこ残せた頃にもう一度お願いをすると病院が動いてくれました。
医療ポイントなどもあるかとは思いますが、お互いにギブ&テイクの関係がマッチした
のでしょう。チームが練習をするにはお金がかかる⇔メンバーさんが集まれば収益に
なる・・・でも、障害のリカバリーになるならプラス要素満載でしょう。自分もスポーツを
することでいくつもの『気づき』がありました。先ずは睡眠や洗濯などの生活リズムで
したし、仲間への声掛けの仕方やコミュニケーションの取り方やチームワークなどの
自分以外の他人との距離感とか、シューズやTシャツなどを購入できるようになるお
金の価値観などの向上や充実が自分へのご褒美でした。今でもハッキリと思い出す
のが最初のバレーボール用のシューズを自前で購入した時のドキドキ感です。
たった3000円の安いシューズを購入するだけで自分でも『清水寺から飛び降りるよ
うな気持ち』でした。でも、いざ自分のシューズを購入すると「もっと良いシューズが欲
しい!」と感じるようになりました。仲間への声掛けも以前の自分は仲間への不満を
口にしていましたが、悪いところに注目するのではなくて仲間の良いところを褒めてあ
げると本人さんが伸び伸びできることが次第にわかっていきました。今の自分のピア
サポートの原点はまさにこのバレーボールチームの中にあるので、毎年この大会に
来て聖地に立つと自分が初心に戻れます。ONE FOR ALL ALL FOR ONE
1人はみんなのために、みんなは1人のために・・・この言葉を噛みしめています。。。
中国地方も梅雨入りしてアジサイの花が奇麗な季節です。
雨はあまり好きではないですが日本の四季を感じる一番が梅雨なので、
やっぱ好きなんしょね。。。