- ピアブログ
ピアサポーターの・・・(sai)
GⅢ小倉2歳Sは15番人気のオーミアリスが勝ち馬券も荒れましたが取れず。。。
空の雲が夏の入道雲からうろこ雲になって秋の気配を感じます。
草むらでは鈴虫の音も聞こえて来ましたし、店ではサンマなどもちらほら。
部屋の冷房も要らなくなりました。まだまだ山の木々は緑ですが、紅葉も近づ
いているのか?。精神障害者の仲間もせっかく慣れた気温や服装の着こなしが、
次第に変化して行くのが難しい季節の変わり目ですね。よくわからないんだろ
うなぁ~!?っと見ていて気がつくんですけど、それもまた楽しく見ているだ
けという『見守り』がサポートという支援なのでしょうから。この前、ピアの
仲間からOD(オーバードーズ)=大量服薬をしたというカミングアウトをさ
れました。本人さんは「あと何錠か薬があれば死んでいた!」と言われていま
したが、話を聞いていた他のピアの仲間から「例えば1000錠の薬を飲めば
致死量ですと言われても、1000錠の薬なんて飲めないから!」と言われて
いて『???』な表情をされていました。自分もいろんなピアサポートをして
いてよくある話です。自分の経験談で話をすると『首を吊る』なども自分でや
ってみました。「先立つ不孝をお許しください」と一筆入れてロープで首を吊
ってみましたが、『アカン、これは苦しい!』と思ってロープを両手でつかん
でガッっと懸垂して外して『よくみんなこんなので死ねるね!?』と実感しました。
首を吊って死ねる方は、よほど生きているのがつらい方でそこまでして死にた
いのであれば止められないな!とか。自分はなんかこう安らかに死にたいよ
ね!?と思うがままに、次はリストカットをしてみました。手首をカッターで
スパッっと切ると水芸の噴水のように血が噴き出て「ええやん、これでオレも
死ねるで~!」と思っていましたが、ある程度の出血をすると身体の血圧が下
がって血が出なくなります。「オイオイ、どしたんやお前~!」と手首の血を
拭ったり水で洗い流したりしましたが、貧血で気を失って倒れてしまいました。
自分は本当に死にたい!と思って他人には何も一言も言わずに行動に出ました
が、それは死ぬことを誰にも止められたくないからでした。自分の経験から伝
えられるのは誰かに『死にたい!』と他人に相談できたり、『あとちょっとで
死ぬところだった!』と思いたい・思ってもらいたいのは心配してほしいとい
うメッセージなのでしょうね。自分は自身が自殺未遂の経験があるからこそ、
『そんなに簡単に死ねないから!』とサラっと言ってしまうことが、逆に相手
を傷つけているのかもしれません。自分は自殺未遂の経験があるからこそ誰の
自死も止めることはできませんし、止めません。それぞれが生きたいように生
きて、死にたいように死ねばいいだけであって、そういう生と死の狭間に生き
るのが自由なんぢゃね。。。
仲間と『心といのちを守るシンポジウムひろしま2014』に行って来ました。。。