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医療法人せのがわ

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 G弥生賞はトゥザワールドが勝利するも馬券はハズレ、気分も凹むなぁ~。。。

 20140331-1

三次市のボランティア養成講座で当事者発表して来ました。

自分の所属している自助グループも以前は原稿をただ棒読みするだけの当事者

発表をして来ましたが、最近の主流はトーク形式での発表が多くなってきました。

以前の原稿を書くというのも悪くはなかったですし、書いた原稿の内容は今で

も生きていて使えるものは使っています。しかし、何回か発表をしてくると体

験発表で話す『過去の事実』は変えようがありません。「~こんな経験をして

きた。その時に~感じた!」という過去の部分はもう変更しようがないし、充

分に頭の中に入っているので「最近は~感じるようになってきた。少し変化し

てきた!」ということさえ自分でわかっていれば、下書き程度のメモの原稿が

あればみんな体験談を話せられるようになって来ました。以前の原稿を棒読み

の発表では伝えきれなかった声のトーンや抑揚なども今は表現できますし、相

手の聞きたい話だけを集中的にピンポイントで表現できて相手にも伝わりやす

く感じます。自分の自助グループも当事者発表依頼に少しでも多くのメンバー

さんをシンポジストとして派遣することで、1人の発表だとその人の言葉に固

定概念を持たれてしまうのを防ぐことができているようです。同じ質問に複数

の方が答えることでいろんな方が居て決まった答えはないんだ!とわかっても

らえることが大切だと思います。質問の答えに何が正解で何が不正解などもあ

りませんし、それぞれの当事者が思っている・感じていることを素直に話して

もらっています。またお互いに他人の話に否定もせずに評価もしません。

「あれっ!?それは違うんじゃない?」という発表も、あくまでも本人さんの

思いなので全然OK!でやっています。トーク形式での発表の良さは話の順序

を自由に変えられますし、「あっ、今思い出した!」という話でも急に差し込

むことができたり相手の反応を見たり、シンポジストの頭が真っ白になってい

る時でも話題を変えられたりしてフレキシブルに対応できるところです。一応

リハーサルは毎回していますが、いつも本番ではリハーサルでは出なかった話

もしますし、ふと思いついたキーワードがポンと出てきます。素の自分がポロ

リと出てしまうLIVE感がトーク形式での発表の醍醐味ですね。自分たちの

自助グループも少しずつ変化しながら、なるべく相手の方にわかりやすい方法

・表現で自分たちに思いを伝えていきたいです。仲間がお互いに支え合うの

がピアサポートですから。。。

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 三寒四温の時期で暖かくなって来たのに、また寒さがぶり返す週末でした。

でも、色とりどりの花が咲き始めていますね。デパートもすっかり春商戦です

し、どのタイミングで服装の色合いを春らしいパステルカラーにしようかと思

うのが春の楽しみですね。先取りしすぎると寒いですが、春一番がやっぱええ。。。

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