ピアサポーターの・・・（sai）

新潟２歳Ｓを勝った『ハープスター』は今後注目の１頭になりそうです。。。

 

 

来月も当事者発表することになり、また原稿書きが始まりました。

しかし、今までは１人ずつの発表でしたが、今回は自分の所属している自助

グループの対談形式で発表することになり自分の苦労話をピンポイントで表現

するようになっています。自分の生活しづらさという点では、先ずは金銭管理

が一番でしょうか。

発病して入院から退院して１０年ほど施設で生活訓練をしていました。

施設では職員が金銭も管理してくれていたので苦労はあまりありませんでした

が、一般地域で１人暮らしをするようになってからは金銭管理の苦労話が満載です。

施設で暮らしている時は毎週一週間分のお小遣い形式で金銭をもらっていたの

で一週間分の予算建てで良かったのですが、一人暮らしをすると毎月の月単位

で生活保護費が支給されていました。一ヵ月分ボ～ンと生活費を支給されると

ついつい嬉しくなってギャンブルをしたり飲み歩いたりで、気が付けば次の支

給日まで２週間もあるのに手持ち金が１０００円だったりとか何度もありました。

でも、誰かが助けてくれるのではなくて自分で解決しなくては・・・と、スー

パーへ行って１９円の『もやし』を買って来て塩コショウで炒めて玉子でとじ

ればちゃんと一品の料理ができたりもしました。「１００円あればけっこう何

日か暮らせるなぁ～！」と自分の経験談です。あとは一人暮らしをし始めた頃

も当時は生活保護受給の身でしたので、アパートの不動産屋への敷金・礼金な

ども区役所から支給がありました。職員のサポートを頼らずに自分で手続きを

していたので区役所で支給された敷金・礼金約３０万円のキャッシュを手渡さ

れてやはり浮かれてついついパチンコをしたりもしました。うまい具合に区役

所から最寄りの駅に向かう道のりにちゃんとパチンコ屋さんが建っていて、「ち

ょっと増やすかな！？」という軽い気持ちでふらっと寄り道してめっちゃ痛い

目に逢いました。区役所で手渡された約３０万円のキャッシュは誰がどう見て

も『そのまま不動屋さんに届けなければいけないお金』とわかっていても、つ

いついギャンブルをしてしまうのが自分の金銭管理のスリップなのでしょう。

幸か不幸か、自分の経験で１０００円あれば２週間は暮らせるスキルがあるか

らこそ、ギリギリのところまで生活費で飲み歩いてギャンブルもするのでしょう。

そうめんやパスタなどの乾麺とかもいつも準備しておけば、けっこう引きこも

っても生活できたりもしました。今では『笑いのネタ』っすけどね。。。

 

 

 

４０００本安打のイチロー曰く「誇れることがあるとすると4000のヒッ

トを打つには僕の数字で言うと、8000回以上は悔しい思いをしてきてい

るんですよね。それと常に自分なりに向き合ってきたことの事実はある

ので誇れるとしたらそこじゃないかと思いますね」。さすがやねぇ～。。。