患者様の立場に立った良質な医療サービスを目指します

医療法人せのがわ

せのがわブログ
  • ピアブログ
  • ピアサポーターの・・・(sai)

新潟名物直線1000Mの競馬『アイビスサマーダッシュ』は3連複馬券を3

点で買っていましたが、3着がハズレで馬券は取れず。お疲れサマーやねぇ~。。。

 

競馬.JPG 

  当事者力や仲間の輪を感じる一週間でした。

SSTの研修会に行ったり、当事者SSTに参加したり、家族会とグループミ

ーティングしたり、WRAP(ラップ)のワークショップを体験したりでした。

ふと想い出したことで、以前にグループミーティングのテーマで『友達と仲間

の違い』など話したことがありました。小学生や中・高生のころは簡単に友達

ってできたと思いますが、自分らのこの歳になって友達と呼べる友人ができる

だろうか?という話題でした。他の方の話は置いておいて、自分が思うのは当

事者としての『仲間』という距離感がとても大切で、当事者同士が『友達』に

なってしまうとコミュニケーションのトラブルの原因になる気がします。

友達というのは価値観とか考え方に同調を求める傾向にあるので、自分とは違

う考え方の人を排除しがちですね。仲間というのは性格や考え方は違うけれど、

同じ目標に向かう繋がりだと思います。会社の組織でもそれぞれ職種が違う人

たちが同じ目標に向かって働く職場の同僚であってそれは『仲間』だと思いま

すし、その中で同じ考え方や価値観を感じる人が『友達』なのだと思います。

精神障害者の苦労や生きづらさなどに『友達がいないんです』とかよくありま

すが、その『友達がいない』人たち同士がすでに『仲間』だと気づけば仲間は

けっこういるはずですね。よくSSTのお題に出る『他人とのコミュニケーシ

ョン』ですが、上手く行こうとする自分にも他人にも100点を求めるから難

しいのだと思います。他人と自分は考え方が違うのですから、『上手く行かな

くてふつう』と思えれば逆転の発想ですね。上手くやらなければ・・・と思う

からつらいのであって、上手く行かなくて良し・・・と自分に『』をつけて

あげると否定から肯定に変わります。通所施設や利用している施設に行けば、

仲間はけっこういるはずです。そこで友達をつくろうとするのが多くの精神障

害者のパターンだと思いますが、他人と上手く行かないトラブルに遭遇するこ

とがむしろ大切で、それがその施設に通っている意味だとすら思います。

苦労や困難に遭遇しないように『転ばぬ先の杖』を持たせるのではなくて、そ

の人自身が困難を乗り越えればそれは力になるはずです。自分が経験してよく

使う言葉ですが『ピンチな時ほどチャンス!』だと思います。自分をギリギリ

の限界まで追い込む時が、自分自身の最高の能力を発揮する瞬間なのが経験で

わかるんですよね。ドMなのかしらん~。。。

 

SST1.JPG sst.JPG

  2006年のアニメ作品で『パプリカ』って映画があり、ネット通販で中古D

VDを購入しました。ストーリー自体はどうでもええんですが、クライアント

の頭の中をモニタリングできるセラピストってのは未来的な医療ぢゃね。。。

パプリカ.JPG