患者様の立場に立った良質な医療サービスを目指します

医療法人せのがわ

せのがわブログ
  • ピアブログ
  • ピアサポーターの・・・(sai)

毎週末の競馬は今年初の万馬券を当てて、久しぶりの2万円馬券ゲッチュ~。。。

馬券.JPG

 

 服薬のコンプライアンスについて仲間とグループピアカウンセリングをして

きました。主治医の処方通りにきちんと服薬するのか?自分の思いで服薬をコ

ントロールするのか?というポイントです。自分の体験談では発病時の急性期

の頃には自分に病識がなかったのもあって、服薬することでの副作用などの知

識がありませんでした。閉鎖病棟に居るころは発語にも「どもり」や「ろれつ

が回らない」などありましたし、開放病棟に居るころもアカシジアが出てそわ

そわしていて薬の副作用で急激に太っていきました。体重が増えるのも単に寝

てばかりいて運動しないからと思っていましたが、薬の副作用と認識したのは

かなり後になってからでした。後の障害者スポーツのチームメイトからも「目

がつるんです!」という言葉も今になっては薬の副作用だとわかるのですが、

当時はちんぷんかんぷんでした。逆に言うと、自分に何も知識がなかったから

こそ、服薬についても何も疑うことなく主治医の処方通りにコンプライアンス

(法令遵守)していたのだと思います。当事者としてのピアサポートやピア活

動を院外でし始めた頃にも他の方から「アンタは病院の飼い犬やね!!」と言

われていましたが、今の自分は病院職員になっていることを考えると病院に逆

らってケンカをするだけが当事者の声ではないと感じます。今の職場でも患者

さんに対する電気治療(俗にいう『電パチ』)の効果も話題になりますが、や

はり職員は医学書などの定説の知識しか持っていないのが実態です。確かに電

気治療は肝機能が悪い方などに投薬ができない代わりに電気ショックを与える

ことで身体に変化を求める治療だと思いますが、患者さんはトム・ハンクス主

演の『グリーン・マイル』の映画のように『電気イス』のような感覚を受けて

います。先週のグループピアカウンセリングでは臨床心理士の先生が見学で参

加されていましたが、服薬に関しても「本人さんが薬の効果を信じないと薬を

否定していては効くものも効かない!!」と言われていました。『この薬は効

果がないから』と思って服薬するのと、『この薬を飲んだから効果がある』と

思って服薬するのでは身体的にも病状回復に違いがあるようです。健常者の方

でも風邪で通院して病院の先生から何も薬が処方されないと不安になるとかあ

るらしいので、風邪で通院される方には内科医もあえて何でもない薬(偽薬)

を処方するのが『日本人的なお医者さん』らしいです。オカルトチックや宗教

的な思い込みも本人さんが信じるものが救いになるのでしょうから、何が薬に

なるのか?は、本当に千差万別だと思います。自分への薬は『笑い』かなぁ~。。。

服薬.JPG

 

 

 

 病院職員のテニスプレーヤー岡崎宏美さんが広島のタウン誌『Wink広島

3月号』に特集されていました。4月14日のイベントに参加しようかな。。。

岡崎コーチ.JPG岡崎コーチ2.JPG