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医療法人せのがわ

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今年初のG1フェブラリーステークスはグレープブランデーが復活勝利。

自分は4歳馬を馬券の軸にしていましたが、まだまだ7歳・8歳の馬が強かっ

た。。。

 

 

 第10回障害のある人の地域生活支援セミナーに参加して来ました。

午前中は「障害福祉策の動向について」を厚生労働省の方が説明されて、午

後からは「今後の相談支援体制について」の講演と「計画相談支援について」

のシンポジウムでした。コメンテイターにNHKのバリバラでお馴染みの玉木

幸則さんが来られていて、とても楽しくためになる研修でした。障害者自立支

援法が障害者総合支援法に代わり、事業所としても計画相談がスタートしてい

ますね。計画相談も当事者本人さんのニーズをしっかり確認し聞き出せないと、

事業所に都合よく考える計画や方針では本末転倒で何も本人の生活が改善され

ないと言われていました。計画相談を担当する職員に法律や福祉や税金などの

スキルがしっかりないと仕事として務まらないなど、厳しい言葉も言われてい

ました。しかし、自分1人で仕事を抱え込まないで、スキルがある人と連携し

てグループとして当事者を支援する仕組みが大切とも言われていました。各事

業所が個別に計画相談をするのではなくて、地域で相談支援専門員が連携して

繋がることが必要なのだとのことでした。グループや場の力が大切というのは、

当事者のピア活動だけではなくて、職員の仕事でも同じなのだとわかりました。

計画相談を立てるにしても本人さんの思いに寄り添った支援にするには、本人

さんの望みをしっかり聞き出せないと・・・という部分も、SSTに近いもの

があると感じました。本人さんが何に困っていて、どうしたいのか??どうな

りたいのか??というのはSSTの手法でもありますね。本人さんの希望や想

いを叶えるには、自分の事業所に都合よく計画を立てるのではなく、地域の社

会資源を上手く活用する一つとして自分の事業所があるという考え方が必要ら

しいです。事業所という箱に当事者さんを入れるのではなくて、当事者さんを

中心にして地域の社会資源を活用する。その中の一つとして自分の事業所があ

るという発想になるのが相談支援専門員に求められている地域での連携なのだ

とか。事業所や職員が自分本位で計画相談を立てるのでなくて、あくまでも当

事者本人さんの立場になって本人さんのための計画になるようにと何度も何度

も繰り返し言われていました。相談に乗ることや他人を支援するとはそういう

ことなのでしょうね。自分の想いを他人に押し付けてはいけないというごくご

く当たり前のルールですが、それがなかなかできないのがむしろ普通なようで

す。。。

セミナー.JPG

                                                 

 

 『アイアンシェフ』で、あのリストランテ・ヒロの山田宏巳が涙の復活勝利

でしたね。人生の道を踏み外しても、周りの支援者が適切な支援をしてチャン

スを与えれば、人間は人生を何度でもやり直せるとの見本のようでした。。。