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医療法人せのがわ

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11月1日から『なまこ』が解禁になり、さっそく買って来ました。

多めの塩でもんでぬめりを取り、小口切りにしてポン酢で和えて食べました。

美味。。。

 

 

 

 『第2回べてる楽会in広島』を開催して来ました。

第1回から祭りを企画する運営サイドの実行委員として参加しています。

『べてる』とは、北海道の浦河の『べてるの家』と言う施設で精神障害者が生

きづらさの研究をしながら楽しく暮らすことを考えている方々です。

今年は土曜日に広島市で、日曜日に三原で大会を開きました。

去年の大会は、先ず広島の人に『べてる』を紹介する感じのイベントでしたが、

今年は広島で取り組んでいる当事者研究を発表して、さらに良くする点などを

『べてる』のみなさんからコメント頂きました。研究なので苦労のプロセスを

解明して仮説を立てて、より良いと思われる取り組みを実践しては結果を分析

する実験なども行います。いろいろ取り組むことでさらに新しい問題が起こる

と、それについてどんどん話し合い新しい研究に取り組んでいきます。

どうすれば生きづらさの苦労を楽にできるのか??を周りのみんなで話し合っ

てアドバイスをもらいます。研究とか実験とか難しいことのように思えますが、

自分の悩みや困っていることを他人に上手く伝えられることができれば、すで

に楽になっているという考え方だと思います。いわゆる『苦労の小分け』と言

いますが、精神障害者は自分が何に困っているのか??がしっかりとわかって

いないのが普通です。漠然と大きな困りごとばかりで生活の全てや頭の中の思

考が全てに困っていることが多いはずです。当事者研究では大きなものは解決

できません。その中の一部分だけを切り取って小さな一場面の苦労に焦点を当

てて、そのことについてみんなで応援する取り組みです。例えば家族内でも、

相手が(親が・子供が)こうしてくれないから自分が困るという、他人を動か

す・変えることはできませんが、自分の考えや行動を変えることで相手の反応

が変わることを研究してみるとか。他には、部屋が散らかっていて整理整頓で

きない方に、どうして片付けられないのか??を自分で考えてもらって、では、

どうすれば奇麗に片づけられるようになるか・・・を周りからアドバイスをも

らって実践するなどします。その時に結果が上手くいくことを求めているので

はなくて、取り組むことで少しでも自分が変われることや自分の問題点に気付

くことを学ぶと『生きづらさ』がわかってきます。漠然としか自分の辛さがわ

かっていなかったのが、「ああ、自分にはこんな生きづらさがあるんだ!!」と

気付くことが『苦労の小分け作業』です。『本当に困っているのは誰だ?』のキ

ーワードを使い、何に困っていてどうなりたいのか?の希望思考にお題を当て

はめることができると自分が良くわかります。『べてる』では病気を治そうとせ

ずに逆に病気であることを強みにします。「いつも順調に苦労しているね」と、

苦労と失敗を重ねることで当事者本人が経験として学んで行くようです。。。

 

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 G1『エリザベス女王杯』を3連複でゲッチュ~。

1000円買っていたので久しぶりのクリティカルヒットでした。

忙しい中での息抜きは必要ですね。。。
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