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医療法人せのがわ

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2月。今年初の競馬のG1『フェブラリーステークス』がありました。

圧倒的人気だったトランセンドが、まさかの失速。テスタマッタの勝利でした。。。

 

 

 風の遊び場という出版会のグループが当事者の声を集めた小冊子『ビョーキ

の世界へようこそ』を発行しています。今年の春に4冊目になるエピソードⅣ

を発行しようと現在、原稿を校正中です。出来るだけ当事者の生の声を伝えた

くて校正も本当はしたくありませんが、どうしても製本する時に表現として相

応しくないとか、読者に分かり辛い文章があるのは仕方ありません。

小冊子は1冊500円で今までに、エピソードⅠ・Ⅱ・Ⅲと毎年発行して来ま

した。一昨年から自分も編集会議に参加し始めて、今回のエピソードⅣでは自

分でも原稿を書きました。自分の想いが読者に伝わっているか??とか、こち

らの思惑とは違う意味で読者に受け取られそうなど、自分では気が付かない文

章表現を他人に原稿を読んでもらうことによって編集・校正をしています。あ

とは、自分が打ちこんだデータが製本用の編集データに変換される時にも、多

少のミスがあります。横書きのワードデータを製本用の縦書きに変換すると英

字表記などの問題があったり、洋数字を読みやすいように和数字に変えたりな

どの作業もあります。全体的に出来るだけ本人さんの表現で、なるべく手を入

れないようにしています。今回も6名の当事者の声が集まりました。当事者の

想いや体験談などに興味のある方は、良かったら読んでみてください。。。

 

 日曜日に『べてるのまつりin岡山』に参加して来ました。

北海道浦河『べてる』のソーシャルワーカー向谷地さんが岡山に来られて講演

があると聞いて出かけて来ました。去年の『べてる楽会in広島』大会と同じ

ようなステージの上で当事者研究をライブで実演されていて、べてるの仲間が

歌や音楽を交えて発言され終始和やかな雰囲気でした。当事者研究が場の力で

仲間の言葉を自分に取り入れることで『堂々巡り』だった難題を解決して行く

のが分かった気がしました。当事者の問題点を『問題』と捉えるのではなくて、

その人の『苦労』として捉えることで物の見方が変わると言うものです。例え

ば、「爆発する○○さん」と言う見方から「爆発したくないけどしてしまう苦労

を抱えている○○さん」と捉えると、周りの方が困っている・・・から本人さ

んが困っていると言う考え方に変わります。いつも順調に問題が起こる、問題

だらけでむしろ当たり前と言う考え方がべてるです。本人さんが抱えている苦

労を、みんなで話し合うことによって仲間で共有することで本人さんの苦労を

少しでも軽くしてあげるのが当事者研究ですと言われていました。困ったら直

ぐに研究、問題があったら直ぐに研究と、『3度の飯よりミーティング』と言う

のがべてるの考えらしいです。本人さんが抱えている苦労をみんなで共有して、

失敗を笑いに変える考えなど、『失敗は恥ずかしくない』『チャレンジするから

失敗するんだ!』と言うネガティヴをポジティヴに変えて行くのが凄く共感出

来ました。。。

 

 

 

 山口光市の『母子殺害事件』ですが、最高裁で死刑判決が出ましたね。

少年法や精神病を振りかざすかのような被告の言動が自分もイヤでした。

被害者に与えた苦痛など何をどう考えても『死刑』以外の判決が出るのが自分

でもイヤで注目していました。犯した罪を償うには命を奪い去る以外にないと

思う事件でした。被告が死刑になっても亡くなった方は蘇りませんが、世の中

に『正義』があるなら正当な判決だと自分は思いました。