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医療法人せのがわ

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広島では『べてる』のみなさんを招いて『べてるウィーク』と称して

怒涛の一週間ぶっ通しで3講演といろいろな行事で盛り上がっていました。。。

 

 

 

 最初に『べてるの家』とは、1984年に設立された北海道浦河町にある

精神障害等をかかえた当事者の地域活動拠点です。

社会福祉法人浦河べてるの家、有限会社福祉ショップべてるなどの活動があり、

総体として『べてる』と呼ばれています。当事者の社会参加を支える充実した

支援プログラムの他、先進的な取り組みがなされており、世界中から毎年多く

の研究者・見学者が訪れています。厚生労働省などによる『日本の精神保健に

おけるベストプラクティス』にも選ばれています。

 

 元々は2年前に当事者の声を集めた冊子の出版会で『べてる』の話になって、

なんとかして当事者だけで広島に『べてる』のみなさんを呼べないものか??

と火が付きました。で、2年前からこの日のスケジュールを抑えて、去年の12月

から月に1度の実行委員会を立ち上げました。時給や交通費が出るわけでも

なくて、みんな手弁当でのボランティアで実行委員会を運営しています。

当初は入場料を頂いてそれで予算に当てるつもりでいましたが、途中から広島市

が『べてる』に打診しているのが分かって広島市が予算を出してくれて共催で

と言うことになりました。実行委員会としても予算が出るのであれば広島市と

の共催も有難くて丸々と乗っかりました。広島市から予算が出たので入場料も

無料で設定して、500人のキャパの箱も事前申し込みだけでいっぱいになり

ました。受付とか会場誘導とかも心配していましたが、何とか大事にも至らず

に学生ボランティアさんらに助けられながらスムーズに進められました。

実行委員会としては今年限りの『べてる』の講演に終わらずに、今後も『べてる』

のみなさんと繋がっていたい・また広島にお招きしたいと考えています。

今回の『べてる』の講演を開催するにあたって協力・参加して頂いた県内の

当事者ネットワーク作りに力を入れて、今後も継続的に当事者研究などして

行きたいと思っています。それぞれの所属の垣根を越えた広島の当事者として、

みんなで出来る何か??を今後も考えて行きたいです。実行委員会としては、

まだ反省会やらアンケートの整理、記録用のDVDの作成・発送など仕事が

山積みです。月に1度の定例会を継続して、今後もお互いに繋がっているのを

大切にしています。最後に当事者研究ライブに参加して下さった広島の当事者

3人と、今回来て頂いた『べてる』の9人のみなさんに深く感謝致します。

そして『べてるウィーク』にご協力して頂いたみなさんや、講演に来て頂いた

方々に『ありがとうございました』と言う言葉と共に、『これからも、ご協力よろ

しくお願い致します』と申し上げて置きます。本当に忙しい一週間でしたが、

みなさん大変にお疲れ様でした。。。