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医療法人せのがわ

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お盆と高校野球が終わると、なんだか夏も終わりな感じがします。

暑さもピークを過ぎたみたいで、これからはだんだんと涼しくなっていくんでしょうね。。。

 

 

 2週間前に『平成23年度 喫煙・飲酒・薬物乱用予防教育研修会』に参加

して来ました。依存症の病気理解かと思っていましたが、小・中・高の学校教

育関係者への研修会みたいでした。低年齢からの喫煙・飲酒が、やがて薬物乱

用の登竜門になると言われていました。喫煙も公共の場では禁止になっていま

すし、『百害あって一利なし』と手厳しく言われていました。

アルコールも依存になるまで飲んでは、社会性を失ってしまいます。

しかし、喫煙に比べて成人になればお酒の席は必然にあるので、適量なら構わ

ないでしょうと言われていました。方や、喫煙は社会的に抹殺されるように世

の中は動いていると、海外の禁煙CMをYou-Tubeの画像を使って説明

されていました。特に学校教育の場で先生である教員がタバコを吸うのに、生

徒にタバコはNGだと説得力がないと保護者から声が上がっていました。

時代の流れで喫煙も飲酒も低年齢化の傾向にあるようで、薬物ももはや学生に

は身近な物のようです。以前は薬物と言えば、シンナーや覚せい剤でしたが、

MDMAなどの合成麻薬を経て今はインターネットなどで簡単に種子が手に入

る大麻が流行っていると言われていました。大麻は光さえ当ててやればぐんぐ

ん伸びる雑草らしく、栽培も簡単らしいです。覚せい剤は乱用するとハイな気

分になるトリップな薬物らしいですが、大麻は元々の人格や性格を増幅させる

ブースターのような薬物らしいです。性格が陽気な人が大麻を乱用するとGOODな

トリップがあって、性格が陰気な人が大麻を乱用すると鬱が増すのだとか。

化学成分もかなり研究されているようで、逆に大麻の成分を使った抗鬱剤を開

発しているらしいです。マウスの実験では、難治性鬱病に効果がある薬が将来

的には作られるだろうと言われていました。小・中・高とも各学年のカリキュ

ラムに喫煙・飲酒・薬物を学ぶ時間が設けられているらしいですが、3年生な

どは少しでも進路指導の時間枠が欲しいと教員から実際の現場の悩みなども上

がっていました。それでも毎年『すり込む』ように教えて行くことが大切だと

言われていました。まあ、子供に教える前に大人が実践して行かないと本当に

説得力がありませんね。晩酌をこよなく愛する自分としては、けっこう耳が痛

い話しでした。。。

 

 

 減薬を始めて2週間目です。

自分で想像していた以上に、身体に影響が表に出ます。

それだけ体内の血中濃度が下がっているってことですね。

精神薬にしても睡眠薬にしても、飲まなければ上手く生活できなくなっている

依存の状態です。まあ、睡眠薬を半分にして眠れている自分に驚いています。

焦らず、ゆっくりと減薬した血中濃度に身体を慣らして行きたいです。。。