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広島県依存症治療拠点機関事業「医療従事者等向け研修会」が開催されました。
平成31年3月15日(金)14:30~医療法人せのがわ Senoリバービレッジ1F 大会議室にて、広島県依存症治療拠点機関事業「医療従事者等向け研修会」が開催されました。
開会挨拶は当院長の津久江亮大郎医師が務め、KONUMA記念広島薬物依存・地域精神保健研究所所長の加賀谷有行医師に「瀬野川病院における薬物依存症者等の外来支援の現状」について講演されました。
特別講演として、国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長・病院薬物依存症センター センター長 松本俊彦先生をお招きし、「薬物依存症からの回復に必要なもの」について講演され、希望者には当法人の施設見学を行いました。
当日は約120名が参加し、大反響の中、有意義な研究会を行うことができました。
国立精神・神経医療研究センター 精神保健研究所 薬物依存研究部 部長・病院薬物依存症センター センター長 松本俊彦 先生
KONUMA記念広島薬物依存・地域精神保健研究所 所長 加賀谷有行 医師
研修会の様子
「広島県依存症治療拠点機関の選定」について
広島県依存症治療拠点機関とは、依存症患者が地域で適切な医療を受けられるようにすることを目的として広島県が選定した機関です当院は、「アルコール健康障害」「薬物依存症」「ギャンブル依存症」のそれぞれの依存症に関する医療機関等への研修を行い、予防や必要な時に適切な医療を受ける事が出来る体制の充実を図ります。
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「依存症治療プロジェクト」について
医療法人せのがわでは、一度発病するとなかなか止めることができない、薬物依存症やアルコール・ギャンブル依存症の治療を主に扱った、チーム医療による専門の治療プロジェクトを実施しています。治療プロジェクトでは、依存症は治らない病気ではなく、治りにくい病気であることを念頭に置き、様々なアプローチで治療にあたります。
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「KONUMA記念広島薬物依存・地域精神保健研究所」について
当研究所では「依存性薬物を使わないための啓発」「依存性薬物が神経伝達物質等に及ぼす影響に関する研究」「ギャンブル依存等のプロセス依存における脳機能に関する研究」「依存症等の症状の複雑化・重症化を防ぐための早期発見・早期治療に関する研究」「依存症等の慢性化予防・再発予防のためのリハビリテーションに関する研究」「その他、地域精神保健の向上に寄与する研究や啓発」等を中心に、各種依存症の予防啓発活動、症状の複雑化・重症化を防ぐ早期発見・早期治療、 治療後の 再発予防を研究目的とし活動しています。
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