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  • 『未来の地図帳 人口減少日本で各地に起きること』Vol.152

著者:河合雅司
発行年月日:2019年7月1日
出版社:株式会社講談社

 

未来の年表シリーズでも、著者は人口減少にも
触れていましたが、今回は、更に日本各地で
人口減少によって、何がおきるか?ということも
含めた内容になっています。

私たちが住む広島県も人口の流出が目立つ都市の
一つという事も書かれています。

日本の人口の減少は、2015年から、2040年の間を
見ても、1700万人は減少。若者も高齢者もどの
年齢層も減少します。その後のシミュレーションも
本の中ではグラフとなって表れていますが、減少の
しかたは、更に急速化しています。

著者は、その対策として、社会の仕組みや産業
構造を維持しようとするのではなく、市区町村
よりももっと小さなエリアを「ひとつの社会」と
して、作り上げる事が重要で、そこにしかない
特徴や出会いの場を作る事があれば、地方でも
生き残れる可能性があると考えています。
なので、これは、国が言うコンパクトシティ構想
とは、意味が違い、コンパクトシティは、今の
市区町村単位で構想していく。という事らしい
のですが、著者のいう構想は「ドット型国家」
という名で、既存の自治体の構造に拘らず、
狭いエリアにミニ国家をつくるという事だと
書かれています。

そのためには、自治体に頼らず、自分たちで出来る
事から始めるという、民主導の動きと助け合いが
必要で、地方の仕組みを変えるためには、私たち
個人個人のこれまでの考え方や習慣も見直す必要
があるということも含めて、今後の人口減少に
対応する心づもりも必要なのだと思いました。

不安も大きくなる内容ですが、人口減少の問題
にこれからどうするのかを具体的に考える1冊
だと思います。

 

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