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  • 『苦しかったときの話をしようか』Vol.136

著者:森岡 毅
発行年月日:2019年4月10日
出版社:ダイヤモンド社

 

こんにちは、Side&bisです。

著者は、経営危機に合ったユニバーサルジャパン
の経営再編の立役者として、とても有名な
マーケターのお一人です。

この本では、全て「君は」という主語で文章が
始まっています。それは、もともと著者の娘さん
に宛てた気持ちをつづった内容だったからだそう
です。社会的には、とてもやり手のマーケター
で有名な方ですが、父親として、娘さんへの気遣
いをしながら、ご自分のこれまでの社会経験から
得られた知識や感想が沢山詰まっています。
なので、一般の方、特にこれから社会人になろう
としている若い方には、もちろん読んで勉強になる
内容なのですが、私は、この文面から父親である
著者が娘さんにどう感じ取ってもらいたいのか?
娘さんはどういう受け取り方をするんだろうか?
など、この親子関係などを想像しながら、読むの
も楽しかったです。

内容は、厳しい現実を目の当たりにする忠告が
殆どですが、これからの少子高齢化の日本で生き
て行くためには、絶対に無視のできない点を
突いています。

特に行動を変えたいときのコツとして、著者の
男性トイレの使い方について、立ってすべきか、
座ってすべきかのエピソードは、とてもテーマと
して面白く、しかし、芯をついていて人が行動を
変えようとする時に、一番わかっておかなければ
いけないのは、意識の変化はすぐにできるが、
その後の行動の変化には、タイムラグが生じる
ことを予め知っておくことだという事です。

この本で、いかにこの世界は残酷である
かという事を知ってほしいこと。それでも、
自分がその世の中で生きるため広い視野を持って、
選択していく事が書かれてあります。

若い方に期待を込めて書かれた1冊だと思います。

 

 

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「分かっちゃいるけど止められない!」
お酒やギャンブルに依存しているのでは?と
思った事はありませんか?

また、ご家族の中で依存症では?と不安になられている
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医療法人せのがわ では、専門のスタッフが、ご本人や
ご家族のお話を伺い、個人にあった依存症の治療プログ
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アルコール・ギャンブル依存・ゲーム依存についてのご相談は
よこがわ駅前クリニックまで、お問い合わせ下さい。
https://senogawa.jp/yokogawa/

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瀬野川病院まで、お問い合わせ下さい。
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