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医療法人せのがわ

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GⅠフェブラリーSは馬連1点で勝負するも意外な馬が1・2着でハズレ。。。

花粉を感じる季節になりました。寒さも今週が最後の予報で今後は春らしくなりそう。話しのネタにむかしのことを想いだしてのエピソードから・・・。
以前は障害者スポーツに取り組んでいて自分のリカバリーに活かしていた。常勝とよばれるチームで常に勝つことを目指してやっていたけど、自分がキャプテンを任されるようになってからはなにか?チームが勝つことよりももっとほかに大切なものがあると感じ始め練習に参加する前と後で『少しでも成長』することを目標に取り組むようになっていって。仲間を見ていて『きのうと同じ服装』で練習に参加される仲間もおおかった。「○○くん、きのうお風呂に入った?」と聞くと「つかれてかえって、風呂にははいれませんでした」等。食事や家事炊事なども親に頼っていてお風呂でさえも入らない(入れない)仲間が大会後には毎日お風呂に入って洗濯もできるようになる等、なにかしらの成長をうながす練習や日ごろの声かけをキャプテンとしての自分に言い聞かせて練習のときのミーティングでそんなことを話して伝えるようになっていって。でも、打てば響くほど精神の仲間にはそんな『いい反応』は期待できないので、『少しでも』と何度となく声をかけていた。それをつたえるためもあって僕ちゃんは練習が40日間あるなら毎日着ていくTシャツをかえて40着以上のTシャツを着替えては参加していた。すると仲間が気づいて「キャプテンいつも着ているTシャツがちがいますね」と仲間から声がかかる。そんなこともしていたなぁ~。
やがて自分が障害者スポーツよりもピア活動に軸を変化させていってキャプテンも次の時代のキャプテンに座を譲っていく。その新キャプテンが「今日からオレがキャプテンなんじゃろぉ~オレの自由にしていい~んじゃろ~」っと言う。僕ちゃんは「あんなぁ~」っとキャプテンとしての心得を説明しはじめる。キャプテンはなんでも好きにしていいわけではなくて、チームの不満や想いを監督・コーチ陣につたえる潤滑油になることなんよぉ~。大会がおわったら毎日弁当をつくってくれた給食のおばちゃんや、練習でお世話になった職員のお礼でOTさん・看護部長さんに優勝の報告と練習させてもらった感謝をつたえるために頭をさげてまわるのがキャプテンとしての役目(仕事)なんよぉ~と新キャプテンに話す。すると新キャプテンは「オレは他人に頭をさげるのがキライなんよぉ~」と笑っている。僕ちゃんは「まあ、今日からあんたがキャプテンじゃし、自分の好きにすればいい~んじゃない」と無理に強要はしない。
精神障害者スポーツにバレーボールが選ばれているのは、そんな選手間のチームメイトとのコミュニケーションを学ぶ一面もあって取り上げられているのか?と感心してた想い出。。。

いいことも悪いこともあるけどネガティヴに感じずにポジティヴに変換して。。。