患者様の立場に立った良質な医療サービスを目指します

医療法人せのがわ

せのがわブログ
  • スタッフブログ
  • 『世界一やさしい依存症入門』Vol.124

著者:松本俊彦
出版社:河出書房新社
発行年月日:2021年8月30日

 

こんにちは!Side&bisです。
みなさんは、依存症と聞かれると、どんなイメージ
を持っておられるでしょうか?
“どうしょうもない酔っ払い”でしょうか?
“薬中と呼ばれるドラマや映画で見る怖い人”でしょう
か?
或いは、“借金まみれのギャンブル依存症”ですか?
最近では、スマホ依存やゲーム依存といった大人
だけではなく、子ども世代も関係するような依存
症も聞く事があると思います。

“依存”ではなく、ちょっと言い方を変えて、“ハマる”
という事でしたらどうでしょうか?
私の場合、美味しいチョコレート或いは、コーヒー
なんて、一日何杯飲んでいる事やら・・・
買い物とか、ついつい浪費してることだって
あります。。。後で大後悔してますが、繰り返す事
もあります。その時だけですけど、なんだか、
スカッと気が晴れる気がするんですよね・・・
ただ、今の所、それで体を壊したり、生活が苦しく
なってはいないだけの事で、治療は受けていません。

依存症って、特別な人が抱える“病”ではないと思い
ます。

人間の誰もが持っている、心の中の寂しさ、孤独感
辛さ、苦しさ、そんな事が背景にあって、徐々に
“かかって行く”ものなんだと思います。

今回ご紹介する本の著者、松本俊彦医師は、依存症
の治療では特に有名な方です。また、この先生の
お話はとても面白い!研修や講演などで、聞かれる
チャンスがあれば、是非一度聞いてみてください。
何時間でも聞いていられる程、分かりやすく、
心に訴えかける、温かいお話が聞けるはずです!
そんな、先生が書かれた、「世界一やさしい」
依存症について書かれた本です。

この本を読むと、依存症の根っこの部分が見えて
くると思います。そして、依存症の人に
「ダメ、ゼッタイ」とは言えなくなると思います。

本の表紙に描いてあるネズミも本の内容にとても
関係があります。医療関係者も専門以外の方も、
分かりやすい内容です。

是非手に取ってみてください。

 

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「分かっちゃいるけど止められない!」
お酒やギャンブルに依存しているのでは?と
思った事はありませんか?

また、ご家族の中で依存症では?と不安になられている
ことはありませんか?

医療法人せのがわ では、専門のスタッフが、ご本人や
ご家族のお話を伺い、個人にあった依存症の治療プログ
ラムを行っています。

アルコール・ギャンブル依存についてのご相談は
よこがわ駅前クリニックまで、お問い合わせ下さい。
https://senogawa.jp/yokogawa/

アルコール・薬物依存についてのご相談は、
瀬野川病院まで、お問い合わせ下さい。
https://senogawa.jp/senogawa/
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※