患者様の立場に立った良質な医療サービスを目指します

医療法人せのがわ

せのがわブログ
  • スタッフブログ
  • 『マイノリティデザインー弱さを生かせる社会をつくろうー』Vol.114

著者:澤田智洋
出版社:ライツ社
発行年月日:2021年3月3日

こんにちは!Side&bisです。

コピーライターとして活躍していた著者が、
視覚に障害のある息子を持つ事になり、
映像の仕事に対する考え方が一転し、
障がい者というマイノリティな人達の不自
由さに光をあてる事で少数派の人たちが生
きやすくなり、社会参加する事が出来るの
ではないかと福祉の世界に仕事を転換した
著者。

“弱さを生かせる社会を作る”を息子に残し
たいという思いから出たアイデアは、流石
コピーライターの視点で、これまで無かっ
た障がい者が参加出来る新しいスポーツや
遊び、学び、様々なものを作り出して行く
様子が書かれてあります。
そして、この著者が凄いのは、障がい者と
健常者のラインは何なのか?を問いかけ、
著者自身が苦手としていること、劣等感
を持っている事も社会では生きづらく、
これもハンディキャップなんだと思った
事で、自分のハンディをどうすれば弱さ
だけで終わらさず、周りに発信していけ
るのか?について、説明されています。

障がい者が暮らしやすい社会というのは、
健常者と言われる多くの人たちに焦点
を当てるのとは違い、たった一人の障が
い者に焦点を当てることから進んでいき
ます。ストローだって、ライターだって
弱者の不便を改善するために出来たもの
なんだそうです。

社会をより良くすること・・・の課題は
障がい者だけでなく、個人個人に与え
られているという事をこの本から学ぶ
事が出来ました。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
「分かっちゃいるけど止められない!」
お酒やギャンブルに依存しているのでは?と
思った事はありませんか?

また、ご家族の中で依存症では?と不安
になられていることはありませんか?
医療法人せのがわ では、専門のスタッフが、
ご本人やご家族の相談を伺い、個人にあった
依存症の治療プログラムを行っています。

アルコール・ギャンブル依存についてのご
相談はよこがわ駅前クリニックまで、お問い
合わせ下さい。
https://senogawa.jp/yokogawa/

アルコール・薬物依存についてのご相談は、
瀬野川病院まで、お問い合わせ下さい。
https://senogawa.jp/senogawa/
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※