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  • 『2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ』Vol.100

著者:ピーター・ディアマンディス
〃 :スティーブン・コトラー
翻訳:土方奈美
発行年月日:2020年12月22日
出版社:株式会社 ニュースピックス

 

明けましておめでとうございます!Side&bisです。

未来を予想する本は、たくさん出ていますが、
この本から得た衝撃は、正直「うわーそんなに
変化するのー!!!」とびっくりマークがいく
つも付くようなショックを受けました。
商業・映像・交通・医療・金融・農業・教育など、
様々なカテゴリーで大きな変化がある事が書かれ
てあります。
どれくらいの変化か?それは、以前私たちが、
お店に足を運んで買い物をしていましたが、今と
なってはアマゾンなどのネットショッピングで家
にいながらにして買い物をしているという変化ど
ころではない、変化が起こると言う事が書かれて
あります。
その大きな要因として、どの分野にもテクノロ
ジーが介入すると言う事で、今私たちが、各分
野に別れて行っていることもどんどん収束して、
コンバージェンスの時代に突入すると言うこと
だそうです。
これについては、スマートフォンを例にあげて
も、電話の機能、メール、アドレス帳、スケジ
ュール帳、写真・動画撮影、動画・テレビ鑑賞
など、20年前までは、別々に管理していた事が、
今は、1つにまとまっている事が当たり前にな
っています。コンバージェンスが加速化すると、
恐らく、私たちがやっている一つの物事を、
代わりにやってくれるAIが登場するのではなく、
いくつかの事を1つのA Iが行うようになると
だと思います。
しかも、A Iなので、自分がコントロールする
までもなく、アバターとして自分の代理のもの
として、物事をこなして行く。
そんな未来がこの10年足らずのうちにやって
くると言う事だそうです。

これをただの未来予想と取るか、現実に起こ
りうることとして取るかは、人により様々だと
思いますが、この本の末尾の何ページにも渡る
研究論文や文献の数を見ると、ただの思いつき
で書かれたものではないと私は判断しています。
そして、本著を読むことにより、恐怖というよ
うりは、ドキドキ、ワクワク2021年のスタート
が切れました!

今年も様々なジャンルの本の紹介をさせて頂こ
うと思いますので、どうぞ宜しくお願い致し
ます!

 

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