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  • 『60分でわかる!SDGs超入門』

著:バウンド
監修:功能聡子
佐藤寛
発行年月日:2019年11月16日
出版社:技術評論社

 

こんにちは!Side&bisです。

最近よく耳にする、サステナブルですが、
SDGsは、Sustainable Development Goals
の略になります。日本語では、「持続可能な
開発目標」という言い方をしています。
これは、世界の中で貧困や気候変動、
人種差別や子どもの教育、ジェンダーの問題
といった様々な地球規模の問題に世界中が
取り組まなければ、地球、世界状況は限界を
迎えるという問題に取り組むために、2015年
にニューヨークで行われた国連サミットにて
採択された目標です。
この目標を達成するための期限も決まって
いて、2030年までに国連加盟国193ヶ国が
達成を目指す!という本気な目標になって
います。そしてこの目標には、17種類あり、
1種類の目標を着実に達成させるために、
具体的な数値目標等が示された169のター
ゲットも挙げられています。

この17の目標は、本当に沢山の事を網羅して
いて、全ての項目を達成させるためには、
それぞれの国の国民全体が本気で取り組まな
いと難しいものばかりです。
2018年に進捗状況が発表されましたが、
「生活は概して10年前より改善しているが、
誰ひとり取り残さないための前進は2030年
に達成できる速度で進んでいない」という
途中経過でした。日本ではどうかといいます
と、2019年の順位では、15位でした。現時点
で日本で達成された項目は2つだけあり、
「質の高い教育」、「産業と技術革新の基盤
をつくる」という事については、達成できて
います。
上位国は、デンマーク、スウェーデン、
フィンランド、フランス、オーストリアだ
そうです。特に第1位になっているデンマーク
では、「ヒュッゲ」という考えがあるそうで
す。なかなか日本語で当てはまる言葉はない
とのことですが、幸福度を支える考えで、
「家族や友人との温かく居心地の良い雰囲気
や時間」という意味合いだそうです。

SDGsを達成させるためには、他人事として
とらえず、個人のレベルから大企業に至る
まで、地球に住む人全員が意識して取り組む
事が必要なのだと思います。個人で心掛ける
事では、環境や安全、人権に配慮された工程
で作られた製品を購入するとか、逆にそうい
う配慮が成されていない製品は選択しないよ
うにする等、身近な所で出来る事から行う事
が必要なのだと思います。
私たちは、今年に入って新型コロナウィルス
により、生活様式が変わりました。そして
遠い国で起こっている事だから関係ないと
思っていたことが、何時かは自分たちの国に
も影響を及ぼし、何かの時点で自分たちが
他国の人に影響を及ぼすという事を経験し
ました。SDGsの取組みについても同様に
様々な世界規模の問題を自分の事として、
考えたり、取り組んだりして行かなければ
行けないという事をこの本から学びました。

 

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