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  • 『スタンフォード式生き抜く力』

著者:星 友啓
発行年月日:2020年9月15日
出版社:ダイヤモンド社

 

こんにちは!Side&bisです。

こちらのブログでも、スタンフォード式、
ハーバード式等・・・様々ご紹介して来
ましたが、私がまず今回驚いたのは、
スタンフォードに高校があった事!!
知りませんでした・・・
驚きついでに申しますと、しかも、
その高校の校長先生は、この本の著者!
日本人です!

様々な経歴を経て、著者は名門スタン
フォードの校長になられたということ
も本書で触れられています。
その経歴も、とても破天荒で面白いの
ですが、スタンフォードで教えられ
ている“生き抜く力”がどういうものか
という事には、興味深々になりません
か?

私が想像するに、こんなエリート校
ビルゲイツやザッカーバーグみたいな
優秀でユニークな人たちばかりが集
まる場であれば、当然競争が激しく
人を押しのける力、勝ち抜く力、
自信にあふれ、利益を追求し続ける、
等、虚栄心満々の状況が目に浮かび
ます。
恐らく、そんなイメージ持たれてい
る方は少なくないのでは?と思い
ますが、実際に本書に書かれてある
「生き抜く力」とは、“利他心”でし
た。

利他の心を持ち、謙虚であり、思い
やりをもって接する事。
このことについて、本書ではスタン
フォードでどう教育しているかが
書かれてあります。

人間には、他人の痛みや体験を自分
の脳に写し出すミラーニューロン、
利他の心と身体の反応を繋げる、
ベガス神経がDNAに組み込まれて
いるという事です。従って、もと
もと私たちには、利他の心が備わ
っているのですが、これを育てる
には、意識した上で活性化するため
のトレーニングも必要だという事
です。特にこのトレーニングで柱
となっているのが、“聞き取る力”
“共感する力”“与える力”の3つだそう
です。
本書では、この3つのスキルをいか
に高めて行くかについての方法が
具体的に書かれてあります。また、
思いやりの心を高めるための瞑想を
用いたエクササイズも巻末について
いますので、興味がある方は、是非
トライしてみてください。

 

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