『新世界』

著者：西野亮廣
出版社：KADOKAWA
発行年月日：2018年11月16日

こんにちは！Side&bisです。

今回は、ここ最近私が大注目している西野さんの本を紹介致します。

西野さんの本はここでも「革命のファンファーレ」や「魔法のコンパス」と2冊ご紹介していると思います。
本書は、それら2冊に書かれている内容を網羅しながら、更に新たな西野亮廣の世界観について書かれてあります。

いつも、ついつい本から目が離せなくなるのは、西野さんの本は、優しい語り口調で書かれてあり、「君ならできるよ」「応援してるよ」…などの
励ましの言葉もちりばめられていて、ずっそそばでささやいてくれている様な感じがするので、読んでて心地いい感じがします。

内容では、お金について書かれてあり、お金とは信用の事、信用を沢山作った人程、チャンスが巡ってくる、お金も巡ってくるという西野さん
の友人でホームレスの小谷さんの話などを例に書かれてあります。そして、「革命のファンファーレ」でもテーマになっていた、クラウドファンディング
についても、改めて触れられています。
私は知らなかったのですが、成人式で振袖レンタルの会社による被害者が出た後に、被害者を助けるためのクラウドファンディングを立ち上げて、
被害者に着物の貸し出しやメイク、ネイル、パーティーなどの「リベンジ成人式」を用意した事なども書かれてあり、方法としては、ネット社会という
新しい方法を使いながらも、根っこにあるのは、「人の為に出来る事」という思いがあるからこその活動は、昔も今も変わらないという温かいストーリーも
書かれてありました。
しかし、書かれてあるエピソードは多少違えど、ここまでの内容は、前作の2作品に出てきたもので、本書で新たに西野さんから教わった事は、「オンラインサロン」や
「レターポット」についてです。まだ、聞きなれない方もあるかもしれませんが、これらは、これまで当たり前と思っていたことに、価値を付けたり、
これまでの組織では出来なかったような、取り組みを熱い想いを持った人たちで構成し、お金の価値では計り知れない事に信用という価値を付け加えていく、
そんな新しい、正に「新世界」を作るための考え方や取り組み方が語られています。

芸人西野亮廣さんとしては、もはやもう見れなくなってしまう、彼の思慮深さと情熱には、影響されずにはおれない1冊でした。

 

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