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  • 『「首から下」で考えなさい』

著者:シアン・バイロック
翻訳:薩摩美和子
出版社:サンマーク出版
発行年月日:2015年7月14日

こんにちは!Side&bisです。
もうじき体育の日ということもあり、体にまつわる
本をご紹介したいと思います。
みなさんは、脳と体どちらが大事か?なんて考えられたこと
ありますか?
本書では、脳と体の密接な関係が様々な実験を通じて、
書かれています。
脳の目的は、世の中に適応するための複雑な動きをすることだと
言われていますが、その脳を発達させるには体を動かす事が重要
で、思考が行動を、行動が思考を生むという双方向の情報伝達の
形式になっているそうです。
最近、AIブームで、情報量や知識のあり方は、コンピューター
には適わないとされていますが、脳と体のこの巧みな情報伝達の取り方
は、人間にしか出来ないことだと著者は言います。
また、体は、ボディーランゲージという言葉があるように、気持ちを
表す手段としても無意識の中で心の状態を表に出していることもあります。
そして、手芸をしたり、楽器を演奏したり、体全体をフィットネスやスポーツ
で動かす事で、気持ちの切りかえも出来る事は、多くの人が
何かしら体験し、取り入れている事でもあると思いますが、驚くことに、
たった1分間の運動をするだけでも、脳の神経ネットワークが活発になり、
集中力や記憶力が高まるという実験結果も出ていると書かれてあります。
体を使う事で気分を良くする、体を使って賢くなる、体を使って頭と心を
磨く、体を使って他人を理解する 等、体と脳の関係性が様々な実験結果
を元に、具体的に書かれているため、日々の運動にも活用しやすい内容
です。
本書では、特に子どもの脳の発達には、体を動かす事が大変重要という事も強調
していますが、何歳になっても、体を動かす事を少しでも意識し取り入れる
事で、健康寿命にも影響するとの事ですから、体育の日でもありますし、
グランドシニアの方も、シニア世代の方も、いつもより、ちょっとだけ
余分に階段を使ったり、遠回りする道を選ぶなど、体を動かす事をしてみませんか!?

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