ピアサポーターの・・・（sai）

ＧⅡ毎日王冠は馬連3点流しで勝負するも軸にした馬が3着で悔しいハズレ。。。

ＯＴ研修会ＰＯＴＡに参加してきました。

今年のＰＯＴＡはＰＳＷとの連携というテーマでなかなか興味深かったし
当事者発表が毎年あるのも楽しみ。今回の事例発表でも退院促進のケースで
一人暮らしをはじめる訓練で料理の仕方などでも先ずは電子レンジを使うとか
コンロでお湯を沸かすなど言われていました。

自分もお米からご飯を炊くこともできなかったのでよくわかる事例でした。
お味噌汁を作るとかスクランブルエッグを炒めるなどそういうところから
スタートだよねと思います。自分は先週も栗ごはんとか作りましたが皮をむく
のが面倒なだけで水の量も同じで塩を少し入れて炊くだけで基本的には炊飯器が
やってくれるので自分の仕事は栗の皮をむくだけだったり塩鮭やサンマなども
グリルで焼くだけだったり。

ガザミ（ワタリガニ）はお湯を沸かして塩を少し入れてボイルすること２０分で
湯がくだけ。カツオのたたきを買ってきても玉ねぎをスライスして下に敷いて
にんにくのみじん切りを乗せて付け合せの大葉を千切りにしもみじおろしを
トッピングしてからポン酢をかけて盛り付けるのも包丁で切るだけ料理やし。

インスタントラーメンを作るよりも工程が少なくラーメンが作れるくらいなら
けっこういろんな料理ってできる気がする。あとは今回のＰＯＴＡでグループ
ワークのセッションの時にＯＴ３年目の方から入院時にこれをしてくれたら
よかったと思うことはなんですか？と聞かれて自分でも何かな～っと思案して。
自分の場合は自分が病気だという病識もなかったし自分の病名も知らなかったので
『正しい知識を教えてもらいたかった』とその方に伝えました。
今でこそ早期発見早期治療の時代になっていますし病気や薬の勉強も患者さんに
伝えるプログラムもあるようでそれはいいと思います。
正しい知識というのも少し説明すると。自分は正直に精神疾患という病気は治らない
と思っていますがご家族などに「この病気は治りません」と絶望を伝えるのは違う
けど「病気を治すのではなく病気のままでも体調をコントロールすると仕事でも
結婚でもできるはずです」とこういうのが正しい知識じゃないかと思います。
病気だからできないのではなく病気が治ったらできるようになるのでもなく病気は
病気でそのまま受け入れてでもできることを増やしていく訓練が必要なのでしょう。
今回のＰＯＴＡでの事例発表でもとても退院できそうにない方の退院促進プログラム
で本人さんの『退院したい』という想いや希望を叶えたのは決して病気が治ったから
ではなく病気はそのままでできることを１つずつ増やす訓練をしたケースでした。
これはできないでしょうではなくどうやったらそれができるようになるか考える支援
がいいと言われていました。。。

あいかわらず研修会後の懇親会ではお酒の勢いで毎年やらかしてしまう自分。。。