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『もしアドラーが上司だったら』
著者:小倉広
出版社:株式会社プレジデント社
発行年月日:2017年3月19日
こんにちは、Side&bisです!
2013年に出版された『嫌われる勇気』などで、
一躍有名になった(心理学の世界では、ずっと
有名ですが・・・)アドラー心理学。その後も
ドラマ化されるなど、まだまだ社会からの受容性
が高いようです。
今回の本は、そのアドラーさんが職場の上司だっ
たら・・・というとても面白い設定になったお話
です。主人公は、働き盛りで独身の男性サラリー
マン「リョウくん」。その上司に赴任してきた
アメリカ支社から帰国したばかりの上司「ドラ課長」
が、アドラー心理学を用いた指導をし、サラリーマン
リョウくんの成長を促すストーリーです。
仕事で失敗をするリョウくんに、物事を多面的に見て、
失敗を経験とみる事も出来るというアドバイスには、
アドラー心理学の『正の注目』を用いています。
この他『自己決定性』、『課題の分離』等、
作品の中には、心理学的用語も出てきますが、其のたび
にコラムとして、説明が加えられているため、言葉に
馴染みのない方でも読みやすくなっていると思います。
アドラー心理学に興味はあるけど、本は難しそう・・・
ドラマは見逃した・・・という方でも、とても読みやす
いストーリーになっていますし、読んでいて、気持ちが
明るくなる作品です。
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