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『犬も歩けば英語にあたる』
著者:坂之上洋子
出版社:英治出版
出版年月日:2013年7月10日(第2版 第3刷)
こんにちは、Side&bisです。
今回は、とても楽しい本のご紹介です。
タイトルに英語・・・という単語が入っているので、
英会話の本?とか思ってしまう方もおられるかもしれませんが、
筆者も冒頭で述べているように、この本を読んだからと言って、
英語が話せるようになるわけではありません・・・が、私の感想
としては、所々、例え話の箇所は、日本語で訳してあるのと並行
して、英語でやり取りをした英文が書かれてあり、「へー、こん
な風に言えばいいのか―」と参考になる所が沢山あり、英会話に
興味のある方にも役立つのではないか?と思いました。
この本の読みやすい所は、エッセイをまとめたものなので、
各章で筆者の生活で触れたエピソードが少しづつまとめられてい
る所で、そのエピソードは、筆者がアメリカで生活する中で出会
う人たちとのコミュニケーションから感じる筆者の日本人として
の驚きや喜び、そして時々悲しみなど・・・率直に表現されてい
る点です。
友人の9.11で遭遇した混乱状態や、大切な家族を失った友人の
話など、ちょっと涙する話もあれば、日米で違う顔文字の話や
セクハラの話等、こんなにグローバル社会と言われているけど、
国が違えば、違う習慣はあるもの・・・全部同じにするというの
ではなく、それを知っているか、知っていないかがグローバル社
会を生き抜くためには、大切なのだと感じました。
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