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『仕事は楽しいかね?』
著者:デイル・ドーテン
訳者:野津智子
出版社:きこ書房
出版年月日:2001年12月10日(第1版)
こんにちは、Side&bisです。
今日ご紹介する本は、とても有名な自己啓発本です。
ただ、自己啓発本・・・といっても、
「こうすれば、成功する」「うまくいく人の〇箇条」
といった短絡的なHowto本ではない所が、
面白い本だと思います。
そういう意味で、読む人によって、
刺激になる部分が違ったり、
同じ読者でも、その時の状況によって
影響を受ける部分が違うのではないかと
思います。
本の中では、コイン投げの達人はいないが、
何度となく、コインの表を出そうとするなら、
何度となく、コインを投げる事が必要だと
書かれてあります。
何度となく、トライする事・・・
その時に大切なのは、
決して、きっちりとした目標設定ではなく、
明日は今日と違う自分になるつもりで、
自分自身の感覚を信じて、失敗を恐れず
トライし続ける事。
ピカソの絵をコピーしてもピカソには
なれない様に、模倣ではなく、
自分自身の感覚で革新的に行う事。
「僕たちはね、失敗するのを怖がりすぎて、
それが宇宙からの贈り物だってことに気づこう
としないんだ」
と書かれてあるように、
真の楽しさというのは、色々な
事を試すことなんだという事
を教えられる一冊です。