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医療法人せのがわ

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早いものでもう3月ですね。気温もグッと高くなりましたし、真冬の服装からも少し変わって来ました。服装で変化を感じるとは、季節はもう春ですね。。。

 仲間のサポートをしていて、『そのうち頑張ります。』とか『後から頑張ります。』とかよく言われます。そのうちとか後からっていつなんだ!!って思います。『今』頑張れないことが後から頑張れるはずも無いのに気軽にそんなことを口にしては逃げる仲間のメンバーさんです。まあ、ほとんどの人が口にする言葉なので一般的に障害者はそうなんでしょうが・・・。頑張る気力はアピールしながら『逃げ』の態度です。この『そのうちに・・・』とか『後から・・・』って言葉は自分は好きではなくて、それを言われるとけっこうなツッコミを入れます。ツッコミを入れて相手に刺激を与えますが、ヒットするわけでもありません。相手が『その気』になっていない時に、どんなに励まされても相手が『やる気』になってくれる分けではありません。ただ、考えさせることは出来るはずで、こちらがツッコミを入れることである程度の刺激にはなるでしょう。なかなか難しい問題点で、こちらが躍起になって叱咤激励をしても相手には逆効果にもなりますし、力を入れ過ぎてはいけませんね。しかし、相手の『逃げ』をスルーして見逃せば、相手が楽をすることしか学びません。程好いさじ加減で適度に刺激してあげないと相手のためになりません。このさじ加減の強弱が難しいです。時々自分も、『あれ!?強く言い過ぎたかな???』とか『ここはスルーしてあげた方がベストか???』と思案します。アドバイスしても相手には直ぐには反応がありません。2~3日とか1~2週間は返事や答えが出るまでには時間がかかります。それでも自分のアドバイスで何かを考えてくれているなら冥利に尽きます。障害者と言うものは社会性を失っていますから、何かの責任や義務をこなすと言うことが苦手です。ちょっとした責任感や義務でも重荷に感じてしまったり、自分の病状を悪化させるきっかけになります。なので、こちらも強くは言えません。しかし、甘えさせ過ぎは逆効果でもあります。適度に責任感を覚えさせたり、何かの目標をクリアする達成感を味わうことが大切だと思います。『そのうちに・・・』とか『後から・・・』って言う障害者さんには『今』頑張ることをアドバイスするのが良いと思います。。。

 バンクーバー五輪の女子フィギュアスケートも浅田真央は銀メダルでしたね。まあ、誰の目にもキム・ヨナが金メダルで文句ないでしょう。ショートプログラムでの表現力とかフリーでもミス無しで完璧な演技でしたから。金メダルを約束されているような浅田真央のデビューでしたが、同じ世代に運命のライバルが出現するところがドラマですね。アイルトン・セナにもアラン・プロストが居たから切磋琢磨出来たはず。真央ちゃんもこれからですよ。頑張れ・・・。。。