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医療法人せのがわ

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身内の法事で出かけていた週末でした。久しぶりに会席料理なんぞ食べて美味い料理にうなっていました。コース料理を残さずに食べて料理の醍醐味を十分に味わいました。本物の味はやはり美味しいです。自分に活かせるか???

 10月24日に精神保健福祉士のシンポジウムに参加して来ました。『地域実戦のための精神保健福祉講座』と言うテーマで半日のプログラムでした。NHKにも出演しているピアサポートの講師の方が1時間半ほど講演して、その後、当事者、家族会代表、グループホームの管理者と司会者、ピアサポートの5人でシンポジウムでした。自分も地域で生活をしているので良く分かる問題点とか指摘されていました。患者さんがどの程度、病気を回復出来たら地域で生活出来るのか???励まして勧めるスタッフも難しいようでしたし、家族の立場でも難しいポイントのようでした。今回のシンポジウムで来ていた家族会の代表も他の患者さんには客観的に判断が出来るらしいですが、自分の身内となるとついつい思い入れが熱くなって判断を見失うのだとか言われていました。自分も地域で一人暮らしを始める時に、家族から強烈なブレーキをかけられて、せっかく一歩を踏み出そうとする障害者の『やる気』をそぎ落とす感覚を味わいました。家電やパソコンやケータイを買う時もそうですが、次の新しい機種を待って比べていてはせっかくのタイミングを失ってしまいます。今、欲しい時が買い時なので、一人暮らしを切り出すのも本人が『その気』になった時がタイミングなのだと自分は思いました。金銭管理が出来るだとか、食事が自分で作れることを条件にあげる御家族が多いらしいですが、患者さんが『その気』になった時のタイミングを失ってしまうと難しいです。自分も経験上、自分の思いが強くなった時がタイミングだと感じました。その時に家族がしっかりとサポートしてあげないと、また病気に対してしっかり理解していないと、せっかくの患者さんの回復を妨げるものになると感じました。やはり患者さんにとっての一番の支援者は家族ですから、病気になってしまった患者さんに・・・よりは御家族の方の病気への理解が今後の問題点だと自分は感じました。今回のシンポジウムでもそう感じましたし、自分の経験でもそこがネックでした。障害者が地域で生活するには、先ず家族の病気への理解が必要です。そこにはある程度の度胸と言うか??賭けに近いギャンブル的な要素があります。患者本人に『やる気』があれば、多少の不安があっw)ても背中を押してやるべきです。それが今回のシンポジウムで自分が感じた内容でした。。。

 自分も自炊が出来るようになって料理のレパートリーも増えて来ました。今は『パスタ』に夢中です。乾麺を湯がいてレトルトのソースをかけるだけ。『そうめん』の冬バージョンかな???少し薬味を入れてアレンジしています。。。