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医療法人せのがわ

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病院にも新入社員が入社してきて楽しい時期です。また新しい人とのコミュニケーションが生まれると思うと、春は出会いの季節ですね。

アニバーサリーシンドロームで体調を崩しかけていましたが、最近の自分のテーマであるピアカンに力を入れる一週間でした。仲間と話しをすることに意識をしています。昔は自分も人間不信で周りの人を寄せ付けない時期がありましたが、少しずつ話しをしていくことでリハビリしていた気がします。自分がそうだったから分かるのですが、例え相手が身内や家族であっても心を閉ざしていました。ましてや病院スタッフに対してはまったく心をガードしていましたし、他人の言葉を聞こうともしていませんでした。やがて、少しは心を開く相手が見つかると思うのですが、そこまでには何年と言う長い時間がかかると思います。顔の表情が変わったり、あまり話をしなかった人が些細な世間話をするようになることがサインです。ホントにこの病気の治療法は『北風と太陽』だと思います。相手を奮い立たそうと叱咤激励を感情的になってしても逆効果だと思います。しかし、暖かい目で見て相手に優しく接してあげると、やがて相手が心のガードを開いて来ます。そこを!!、相手が心のガードを開き始めたサインを見逃さずにタイミングよくすくってやると反応があると思います。自分のことに気が付いてから、その人のリハビリが始まるのだと思います。
自分のピアカンの方針としては、相手に考えさせることにポイントを置いています。自分のピアはマニュアル通りではなくて我流な部分ばかりですが、自分の手の届く範囲では周りの人の生活意識や病状回復の手助けをしている自信があります。時にはリスクの高そうな賭けに近い作戦も使いますし、周りのスタッフからは『危険』と言われる時もあります。しかし、現代医学ではまだ精神病に対する画期的な治療法も見つかっていないことを考えると、可能性をまったく否定される作戦でもありませんし、自分には試してみたいピアの方法があります。ピアカンのマニュアルも自分で作るくらいの気持ちでチャレンジしています。今はスタッフから資料をいくつか頂いています。何を観てそれで何を感じるか???は自分が判断することです。学んだことをアレンジして自分流に使いこなすくらいの自信を持って今後もピアカンにトライしてみます。。。

ゆずの新曲に『ストーリー』ってのがあります。
ラクに行こうぜ!!
また走り出せる 僕らのストーリー
心の地図広げて
ためらいがちな 空の向こう側へ
僕らなら超えてゆけるさぁ ♪♪♪